総合トップ暮らしの情報記事スマートシティへの具体的な取り組みについて(令和2年度)

スマートシティへの具体的な取り組みについて(令和2年度)

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1.WILLER(ウィラー)株式会社と覚書の締結

令和2年7月16日に調印式を行いました。
WILLER株式会社は大阪市に本社を置く旅行代理店で、交通事業などもおこなっています。
高齢者の免許返納や公共交通の維持など、課題の多い地域交通のあり方について、デジタル技術の利活用による新たな解決法などを協議しています。

スマートシティに向けた新たなモビリティマネジメントの連携に関する覚書(181KB)

2.市役所の働き方改革

市役所職員が、企画立案業務や市民への直接的なサービス提供など、職員でなければできない業務に専念できるための環境を整え、市役所の働き方を改革することで、より効果的なスマートシティに向けたまちづくりをめざします。
そのため、「富良野市役所働き方改革戦略提案業務」を、公募型プロポーザル(提案内容を審査して選定する方法)により選定した事業者(アクセンチュア株式会社)に委託し、令和2年度中に提案業務内容を報告書にまとめていただきました。
この報告書をもとに、ICTの利活用や業務改善案などの実施に向けて、市として議論を進めてきました。この働き方改革案が足がかりとなり、市のデジタル化推進に向けた機運を高める効果を生んでいます。

 

ICT利活用推進業務委託 公募型プロポーザル実施のお知らせ

ICT利活用推進業務委託 公募型プロポーザルの審査結果

ICT利活用推進業務委託(働き方改革戦略提案業務委託)報告書(PDF 5.63MB)

 

【提案に基づいて実施した事例】

  • RPA(Robotic Process Automation=作業の自動化プログラム)の実証実験と導入(令和2年度・令和3年度)
  • ペーパーレス会議ソフトの実証と導入(令和2年度)
  • 音声文字変換ソフトの実証と導入(令和2年度)
  • LINEによる情報配信(令和3年度)
  • 押印の見直し(令和3年度)※押印の見直しに関するページはこちら
    7月1日をめどに押印を見直します「デジタル化で手続きを楽にする第一歩」
  • 文書管理システムの導入(令和3年度)

3.IoT除排雪効率化実証実験

IoT(Internet of Things=モノのインターネット化)とは、電化製品や自動車などのあらゆるモノをインターネットとつなぎ、新たに開発されるサービスの総称です。
北海道のIoT普及推進事業として、除排雪事業で意向の合った事業者(TIS北海道株式会社)からの事業提案を受けて実証実験を行いました。
市販のGPS機能付きスマートフォンを利用して、除雪車両の動きをリアルタイムで把握できるシステムを開発。このシステムにより日報・月報が自動作成され、除雪事業者も市の担当者も双方の事務効率化を実現することができました。
実証実験の結果をもとに、単純作業はコンピュータが行い、人にしかできない作業に十分な時間をかけられるように、令和3年度から具体的な取り組みをおこなっています。

富良野市でのIoTによる除排雪効率化実証実験事業(PDF 1.35MB)

4.IoT実装の計画策定

「地域IoT実装のための計画策定・推進体制構築支援事業」という総務省の事業に応募し、全国で4つのうちの1つの自治体に選ばれ、支援を受けながら、「健幸」と「交通」という2つのテーマについて計画の策定を行いました。

富良野市地域IoT実装計画_成果報告会資料(PDF 5.37MB)

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