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行楽期のキャンプ・バーベキュー及び農業を営む上で行う農作物の殻焼き等火の取扱いについて

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バーベキューコンロなどの誤った使い方で火災や一酸化炭素中毒に!
雪解けが終わり暖かい季節となりキャンプやバーベキューを行う事が増えてくる頃ですが、キャンプ用品等の誤った使い方によって火災や一酸化炭素中毒の事故が発生しています。
  • 事例1)カートリッジ式ガスこんろで、ガスボンベとの接続部分に汚れが付いたまま使ったために、ガスが漏れて引火。
  • 事例2)定員4人ほどの広さのテントの中で暖をとるために炭を燃やし、テント内で一酸化炭素の濃度が上がり頭痛や耳鳴りを引き起こし危険を感じテントから飛び出した。
  • 事例3)バーベキューで炭を使用し、使い終わった炭をその場に捨ててしまい枯草等に燃え移り火災に発展した。
  • 事例4)ガスこんろ付近で消毒用アルコールを使用し拭き掃除や手指の消毒をした際に気化したアルコールに引火し火傷を負った。
これらは、大やけどを負ったり、死傷者が出たりしたケースなども報告されておりますので誤った使用はしない、使用前に点検をするなど取り扱いに注意しましょう。
 
農家の方へ 空気が乾燥し農作物の殻焼きから火災に発展しやすい季節です!
今の季節は空気が非常に乾燥しており、火災が発生しやすい条件が整っておりますので、農業を営まれる上で農作物などの殻焼きを行われる場合は、火入れをした場所から離れない、直ぐに消せる準備をしておく、風の強い日は避けるなど注意が必要です。
また、殻焼きをされる場合、火災と紛らわしい揚煙行為の届出を消防署まで行ってください。
火災はちょっとした気のゆるみで発生します。
火の取扱いには十分気をつけて下さい。

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