バーベキューコンロなどの誤った使い方で火災や一酸化炭素中毒に!
新型コロナウイルスの感染拡大の中、密を避けられるレジャーとしてキャンプやバーベキューの人気が高まっていますが、キャンプ用品の誤った使い方によって火災や一酸化炭素中毒の事故が発生しています。
【事例】
- カートリッジ式ガスこんろで、ガスボンベとの接続部分に汚れが付いたまま使ったために、ガスが漏れて引火。
- 定員4人ほどの広さのテントの中で暖をとるために炭を燃やし、テント内で一酸化炭素の濃度が上がり頭痛や耳鳴りを引き起こし危険を感じテントから飛び出した。
- バーベキューで炭を使用し、使い終わった炭をその場に捨ててしまい枯草等に燃え移り火災に発展した。
- ガスこんろ付近で消毒用アルコールを使用し拭き掃除や手指の消毒をした際に気化したアルコールに引火し火傷を負った。
これらは、大やけどを負ったり、死傷者が出たりしたケースなども報告され、カートリッジ式ガスこんろなどを使う場合は、接続部分に汚れや傷がないか事前に確認する。接続後もガスが漏れ出す音や臭いなど異常がないか複数の方法で確認することが重要です。
炭の使用による一酸化炭素中毒の危険性を認識し、使用後の取り扱いについても確実に消火するなど注意が必要です。
また、消毒用アルコールの使用も新型コロナウイルスの影響で身近になりましたが、引火性のある危険なものですので取り扱いに注意しましょう。