9月9日は「救急の日」!!
富良野消防署管内における令和5年の救急件数は1,067件でした。
119番通報で救急車の要請があると要請先の最寄りの救急車が出動しますが、救急要請が集中、増加し出払ってしまうと近隣町村から駆け付けなくてはならなくなり現場に到着するまでに時間がかかってしまいます。
救急車の到着が遅れ、生命の危機が迫る人を病院に搬送する時間が遅くなると命が助かる可能性が低下してしまいます。
緊急性のない救急要請が減ることで、生命の危機が迫っている人のもとへ、一刻も早く救急車が到着できるよう、ご理解とご協力をお願い致します。
いざという時にそなえて
AEDを含めた応急手当の知識・技術を身に付けましょう!
家族の一人が突然倒れ意識も呼吸もないため、ご主人が「胸骨圧迫」等の救命処置を実施し、救急隊に引継ぎ「除細動器」により電気ショックを実施し一命をとりとめるといった、実際にその場に居合わせた方(バイスタンダー)が応急手当を行い尊い命を救った事例があります。
このような緊急事態に遭遇した場合、適切な応急手当が実施できるよう知識と技術を身に付け、同時にAEDの設置場所についても把握するようにしましょう。
富良野消防署では応急手当等を学べる講習を実施しておりますので、ご家族、町内会、事業所などで企画し、お気軽にお問い合わせください。
防炎品の使用をお勧めします!
私達の身のまわりは繊維製品に囲まれており、ちょっとした不注意で、タバコやろうそく、調理中のガスコンロなどの小さな火が着衣などに燃え移ってしまい命を落とす事例も少なくありません。
防炎品は、火災初期の小さな火源に対して、燃えにくくする加工がされており、タバコやライターなどの小さな火に接しても容易に燃え上がらず、また、火源を離せば自然に消える自己消火性を有しています。
種類も多く、火災の際に着火物となりやすいパジャマ、シーツ、エプロン、カーテン、じゅうたん、枕や布団、車やバイクのカバーなども製品化されています。
このような火災による死者を減らすために住宅から火災を出さない大切な家族を火災から守るためにも「防炎品」の使用をお願いします。
お選びの際には、防炎マークを目印に購入の検討をお願いします。
東京消防庁のYouTubeチャンネルでは防炎製品と非防炎の燃焼比較実験動画を公開しております。
https://youtu.be/GpSXmo37FT4