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消防署 お知らせ版(令和7年12月号)

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年末年始の火災予防について

年末年始は、暖房機器や調理器具など火気を使用する機会が増え、火災発生の恐れが増加します。また、年末年始は家や事業所が無人になりがちになりますので、外出前や就寝前など、いまいちど火の元を確認し、火災のない年末年始をすごしましょう。

〈ご家庭の防火対策〉

(1)外出前や、寝る前に必ず火の元を確認しましょう。

(2)暖房機器を定期的に点検し、器具の調子が悪い時は、専門業者に見てもらいましょう。

(3)家の周囲を整理整頓し、放火させない環境を作りましょう。

(4)子供の火遊びに注意しましょう。

〈不特定多数の者が出入りする建物の安全確保〉

(1)年末年始は店舗、ホテル、飲食店などへ出入りする機会が多くなります。不特定多数の人が出入りする場所は、ひとたび火災が発生すると大きな被害が発生しやすい場所でもあります。消防設備の設置、点検、避難施設の管理等を徹底し安全確保を図りましょう。

(2)年末年始が休日になる事業所では、定期的に巡視を行いましょう。

住宅防火について

いのちを守る10のポイント

住宅火災は、総火災件数の3割ほどなのに対して、死者数は総死者数の約7割と非常に多くの方が亡くなっています。死者が発生した住宅火災の原因は、「たばこ」、「ストーブ」、「こんろ」です。これらの火災を起こさないために「4つの習慣・6つの対策」を心がけましょう。

また、住宅用火災警報器は、火災の早期発見に非常に有効なものですので、必ず設置しましょう。設置した住宅用火災警報器は定期的に点検し、10年を目安に交換を検討して下さい。

『住宅防火 いのちを守る10のポイント』

 4つの習慣

(1)寝たばこは絶対にしない、させない。

(2)ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。

(3)こんろを使うときは、火のそばを離れない。

(4)コンセントのほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

6つの対策

(1)ストーブ、コンロなどは安全装置の付いた機器を使用する。

(2)住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。

(3)部屋の整理整頓とカーテンや寝具は防炎品を使用する。

(4)消火器を設置し、使い方を確認しておく。

(5)避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。

(6)地域ぐるみで防火対策を行う。

消防署お知らせ版(12月)

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