9月9日は「救急の日」!!
一人でも多くの命を救うために
富良野消防署管内における令和6年の救急件数は1,117件でした。
119番通報で救急車の要請があると、要請先の最寄りの救急車が出動しますが、救急要請が集中、増加し出払ってしまうと近隣町村から駆け付けなくてはならないため、救急車が現場に到着するまでに時間がかかってしまいます。
救急車の到着が遅れ、生命の危機が迫る人を病院に搬送する時間が遅くなると、命が助かる可能性が低下していきます。
緊急性のない救急要請が減り、生命の危機が迫っている人のもとへ、一刻も早く救急車が到着できるよう、ご理解とご協力をお願い致します。
いざという時に備えて
AEDを含めた応急手当の知識・技術を身に付けましょう!
家族の一人が突然倒れて意識も呼吸もないため、ご主人が「胸骨圧迫」等の救命処置を実施し、救急隊に引継ぎ「除細動器」により電気ショックを実施し、一命をとりとめるといった、実際にその場に居合わせた方(バイスタンダー)が応急手当を行い尊い命を救った事例があります。
このような緊急事態に遭遇した場合、適切な応急手当が実施できるよう知識と技術を身に付け、同時にAEDの設置場所についても把握するようにしましょう。
富良野消防署では応急手当等を学べる講習を実施しておりますので、ご家族、町内会、事業所などで企画し、お気軽にお問い合わせください。
農作業に伴う火災の防止について!
農作業中や移動中の農業用機械や車両から火災が発生する事例が、毎年のように富良野市内、市外問わず発生しています。
原因の一例として、農作業に伴い、埃や、作物の殻、牧草などが機械や車両の隙間に溜まり、機械との摩擦やエンジンルームの熱によって加熱され、発火に至るものがあります。
機械や車両は、動作のために油脂類を使用しているため、火災が発生してしまうと、早期に消火することが困難になります。
農業を営まれている皆さんにつきましては、毎日早朝から、夜遅くまで、農作業で大変お疲れのことと存じますが、ぜひ日頃から点検や整備、清掃を行い、火災の予防にご協力いただけますようお願い申し上げます。
訂正とお詫び
令和7年8月号の広報ふらの(紙面)記事に一部誤りがありましたので、訂正してお詫び申し上げます。
関東大震災発生年が「1927年」となっていますが、正しくは「1923年」です。