埋蔵文化財の保護と手続き
富良野市内には旧石器時代から続縄文時代に属する142か所の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)が所在しています。埋蔵文化財包蔵地からは、石器や土器などの先史時代の道具類をはじめ、住居跡やお墓、煮炊きの跡などの遺構も発見されています。
文化財保護法では、こうした埋蔵文化財を将来に継承するため、保護する仕組みが整備されています。住宅や商業・宿泊施設、工場、空港などの建設工事や道路や宅地造成、農地整備などの土木工事を行う際には、埋蔵文化財保護のための事前協議が必要になる場合がありますので、市内で開発計画を立てる際には、埋蔵文化財の有無を本市教育委員会生涯学習センターまでお問い合せください。埋蔵文化財包蔵地の所在地ないし隣接地の場合には、事前協議をお願いしていますので、必ずご連絡ください。
市内をはじめ、道内の遺跡分布図は北海道教育委員会のホームページ「北の遺跡案内」で確認できます。このWEB地図には遺跡のおおよその範囲が示されていますが、埋蔵文化財は土中に埋まっているものであり、実際に調査を実施してみないと正確な範囲は分かりません。またすべての土地の埋蔵文化財を確認できているわけではなく、調査によって新たに発見されることもあります。埋蔵文化財保護のための各手続きについては協議を行う中で、対応する書式や必要となる図面などをご紹介いたしますが、あらかじめ確認したい方は次の北海道教育委員会のホームページをご確認ください。
<埋蔵文化財事前協議と保護の流れについて知りたい方はこちら>
北海道教育委員会HP「埋蔵文化財のための事前協議のページ」
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bnh/jizenkyougi.html
<市内・道内の埋蔵文化財所在地を知りたい方はこちら>
北海道教育委員会HP「北の遺跡案内」
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bnh/kitanoisekiannai.html