土地の所有者・管理者の方へ「アメリカオニアザミ」を見つけたら、近所に拡大してしまう前に、駆除・処分してください。
- アメリカオニアザミは、ヨーロッパ原産のキク科の植物で、7月から9月頃に紫色の花を咲かせます。種はタンポポのように綿毛がついており、風に乗って広がります。
- 繁殖力が強く、在来植物の生息場所を占領してしまう恐れがあり、環境省の生態系被害防止外来種に指定されています。
- ご自宅の庭や、管理している敷地内で見つけたら、生息域を広げないよう、駆除のご協力をお願いします。
駆除の方法
花が咲く前に
花が咲き、種をつける前の駆除が効果的です。
トゲに注意
長袖・長ズボンを着用し、皮手袋や厚手の丈夫なゴム手袋を着用してください。軍手では貫通する場合があります。花が咲き終わり、枯れたものでもトゲは残っています。
根っこごと
根や株が残っていると再生します。根ごと駆除することが理想です。
道具の活用
トゲが固く鋭いので手で抜かず、厚手の手袋とスコップなどを使用して根ごと掘り返してください。
種子の飛散、トゲに注意して処分
駆除したものをそのまま放置すると、種が飛散する恐れがあるため、放置せずに「枝草類」の日に無色透明の袋に入れて排出してください。排出の際には収集作業員がケガをしないよう、袋に「トゲ注意」の張り紙をするなどのご配慮ねがいます。
- ニセアカシア・バラ等トゲのある物を出すときにもご配慮願います。