総合トップ暮らしの情報記事富良野広域連合第4次広域計画(令和6年度から令和10年度)

富良野広域連合第4次広域計画(令和6年度から令和10年度)

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広域計画の改定にあたり

1. はじめに

富良野圏域は、大雪山国立公園の秀麗な山岳景観や雄大な森林や農村景観に恵まれた国内を代表する自然豊かな地域であるとともに、肥沃な大地と大陸性気候に育まれた気候条件により、多種多様で高品質な農産物が生産され、畜産業や林業も盛んな地域であり、それらの地域資源を活かした産業振興が図られています。また、山岳景観と丘陵そして多様な農作物が創り上げる田園地帯が織りなす四季折々の変化に富んだ景観、ラベンダーに代表される彩り鮮やかな花々、豊かな自然を活用したアウトドアスポーツ、その時期にしか経験することのできない自然体験など、農業と観光を基盤として圏域が一体となって発展してきました。

圏域の富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村の5市町村(以下「関係市町村」という。)は、多様化・高度化する広域行政需要に適切に対応し、行政サービスの一層の充実と効率的な行財政運営を図り、関係市町村の一体的な発展を目指すとの共通認識に立ち、平成12年12月より富良野地区広域市町村圏振興協議会において、今後の圏域の在り方をどうすべきかなど様々な検討や議論を重ねて、平成19年1月15日に「富良野広域連合準備委員会」を置き、設立協議のための幹事会・専門部会などを設置して、平成20年9月1日に富良野広域連合(以下「広域連合」という。)を設立。平成21年4月1日から本格的に広域連合での事務事業を開始し広域行政の一翼を担ってきました。

現在、わが国では少子高齢化が進み生産年齢人口の減少による労働力不足を生み、また、高齢世帯の増加など人口構造の変化に伴い社会保障制度の負担増や新型コロナウイルス感染症の流行による経済活動の停滞、ロシアのウクライナへの侵攻による物資の高騰など地域社会を取り巻く環境がより一層厳しくなっています。また、社会生活においては、急速なICT化、経済産業のグローバル化、国民生活のニーズの多様化も進んでいます。

富良野圏域の地域資源を効率的に活用し、住民ニーズに応えていくためにも引き続き関係市町村が連携し、広域的な課題に対応していくことが求められています。

2. 計画改定の趣旨

広域計画は、平成21年11月に広域連合を組織する関係市町村と連携し行う事務事業の指針を示すものとして策定しました。
その後、1回目の改定を平成25年度に第2次計画を策定(計画期間:平成26年度から平成30年度)、2回目の改定として平成30年度に第3次計画を策定(計画期間:平成31年度から平成35年度(令和5年度))して、事務事業の指針を示し広域計画の改定を行いました。

この度改定いたします第4次広域計画は、広域連合規約に掲げる下記の項目について、「第3次広域計画の検証」を踏まえた上で、「現状と課題」及び「今後の方針と施策」について具体的に示すものです。

  1. し尿、浄化槽汚泥及び生ごみ処理並びにその処理施設に関する事務
  2. 公共串内牧場に関する事務
  3. 消防に関する事務
  4. 学校給食共同調理場の設置、運営及び管理並びに学校給食の配送に関する事務
  5. 広域化の調査研究に関する事務

この計画に基づき、関係市町村及び関係機関と積極的に連携を図り、広域行政の発展を目指します。

3. 広域計画の期間及び改定に関すること

広域計画の期間については、令和6年度から令和10年度までの5年間とし、その後5年毎において計画期間満了前に見直すこととします。
ただし、社会経済情勢による状況の急激な変化や事務の追加など変更の必要が生じた場合は、議会の議決を経て改定することとします。


富良野広域連合第4次広域計画(令和6年度から令和10年度)(PDF 1.5MB)

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