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ふらのワイン経営戦略「これからの10年戦略」の策定について

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ふらのワイン経営戦略「これからの10年戦略」

経営戦略策定の主旨

地方公営企業法を適用した企業会計に移行してからほぼ毎年、純利益を出し累積黒字の健全経営を続けてきましたが、ここ数年の経営状況は、近年の天候不順による原料用ぶどう収穫量の低下から製品製造量が減少、消費税率10%への引き上げ、新型コロナウイルス感染症発症の影響で販売量の縮小による営業不振等もあり、平成30年度・令和元年度連続での損失を計上する厳しい結果となりました。
施設設備の老朽化に伴う修繕、利用者のニーズにあった施設への更新、また人口減少等の社会的要因によるアルコール消費量の減少等により、経営環境が厳しさを増すことも予測され、今後は経営健全化の取り組みを念頭に置いた抜本的な転換も考えていかなければなりません。
こうした社会情勢の変化を的確に捉え、将来にわたり安定的に継続することが必要であることから、今後のぶどう収穫量の予測から財政・投資計画を柱とした「経営戦略」を策定し、経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図り、持続可能な事業経営を実施することが求められています。
ふらのワイン経営戦略の策定については、「第6次富良野市総合計画」に基づき令和3年度を初年度とする10ヵ年の計画となっています。
本経営戦略に基づく経営基盤の強化に取り組むことにより、今後とも、誰からも選ばれる富良野ならではの高品質なワインづくりを推進し、自治体ワインとして、農業振興はもとよりふるさと納税制度の返礼品としての活用など、幅広く市民福祉の向上に貢献できるワイン事業の経営を目指すものです。

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ふらのワイン経営戦略 「これからの10年戦略」(概要版)(4MB)

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