第6回目は、「メイドインフラノ」についてお知らせします。
食に関わる様々な分野の包括的なレベルアップをめざすため、平成28年度からスタートした事業が「メイドインフラノ」。
食に携わる人たちの姿や、その背景に広がるストーリーを含めて、富良野ならではの食の魅力を、域外に発信していきます。
「メイドインフラノ」では、2月1日から加工食品の認定申請の受け付けを開始(認定条件などは別表参照)。
平成27年から食品表示法が施行され、加工食品の製造地表示が義務付けられ(現在は移行措置期間)、消費者は商品に何が使われているのか、どこで作られているのか、といった情報を商品ラベル(一括表示欄)で確認できるようになります。
旅先でお土産を購入する際、商品ラベルを確認した経験はありませんか。
「その地域で作られた商品をお土産にしたい」という思いを抱くのは、富良野市を訪れる観光客も例外ではありません。
「メイドインフラノ」は直訳すると「富良野産」。
ブランドの名前に準じて、認定できる商品は「市内で製造されたもの」としました。
加工製造事業所がそれほど多くない富良野市で、この事業を一つのきっかけにして、加工製造に関わる業種を誘致したり、新規の設備導入や開業には富良野市内だからこそ使える補助制度サポートを奨めたりするなど、地域の産業振興を図っていきます。
一方で原材料は、農産品の共選により産地の判別が難しいことから、富良野広域圏=ふらの農業協同組合の範囲としています。
「メイドインフラノ」加工食品の認定申請は3月30日(金曜日)まで受け付けています。その後、審査し認定商品をホームページで紹介したり、ふるさと納税の返礼品としての起用も検討していく予定です。
くわしくは、メイドインフラノのホームページをご覧ください。
富良野の食を元気にする「Made in Furano」
加工食品の認定条件など |
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「新しい風を起こす」という意味をこめて、扇風機をイメージして作成されたロゴマーク。
丸みを帯びた羽は、1次・2次・3次産業を表現し、このうち1枚は農業を表す緑色に彩っています。
2月のメイドインフラノセミナーの様子
事業説明と専門家講演を行なった。農業者や加工業者など約50名が参加。