総合トップ暮らしの情報記事【シリーズ】基幹産業・観光を考える(第4回 新しい観光振興計画を策定しています)

【シリーズ】基幹産業・観光を考える(第4回 新しい観光振興計画を策定しています)

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第4回目は、「新しい観光振興計画を策定しています」についてお知らせします。

富良野観光推進の指針となる「観光振興計画」の計画期間が今年度までであることから、現在、来年度以降の観光振興計画策定に向け、作業を進めています。

現計画の計画期間は10年間。

この10年間で外国人観光客が大幅に増加するなど、環境が大きく様変わりしたことから、新たな計画では、実施計画(アクションプラン)の計画期間を3年とし、富良野観光の魂ともいうべき不変的なものは現計画を踏襲し、情勢変化に対応する新たな内容を盛り込む方針です。

新しい観光振興計画検討会議の写真

現観光振興計画の主な計画項目の推進状況

現観光振興計画の主な計画項目の推進状況一覧表
主な計画項目 目標 実績
観光客の宿泊延べ数 70万泊 76万泊(平成27年)
65万泊(平成28年)
外国人宿泊延べ数 7万泊 13万泊(平成28年)
宿泊客消費単価 4万円 2.9万円(平成25年 観光経済調査)

主な課題

  • 季節偏差のある観光宿泊の通年平準化
  • 少子高齢化による観光事業者の担い手不足
  • 観光振興対策を行うための財源確保
  • 増加するインバウンド(訪日外国人旅行)への対応
  • デジタルマーケティング対応(電子メディアを活用した観光商品及びブランドのプロモーションなど)
  • 魅力的なスノーリゾートとしての空間形成
  • 宿泊連泊の減少や宿泊満足度の低下 など

今後のスケジュール

  • 2月まで:若手によるワーキングチーム、観光戦略会議(市役所、観光協会、商工会議所)において議論を重ね、素案を策定
  • 2月:市民向けシンポジウム開催(素案周知)
  • 3月:ブリックコメント(広報3月号において計画素案を周知)
  • 4月:計画策定、周知

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