2017年度 第2回 ふらの東山エリアフォトコンテスト 入賞作発表
富良野市東山エリア(東山・西達布・老節布・平沢)に点在する風景やイベント、働く人の姿など地域のベストショットをテーマに、平成29年7月1日から8月31日まで募集しました「ふらの東山エリアフォトコンテスト」は、80名342点の作品が集まりました。今年度初めての開催にも関わらず、多くのみなさまから応募をいただきました。たくさんの応募をいただき、誠にありがとうございました。
9月23日に東山地域に関係する12名の審査員および審査委員長の菊地晴夫氏により、以下の14作品が入賞いたしました。入賞作品は11月2日に東山公民館で開催される『東山文化祭』にて表彰さます。
また、11月18日(土曜日)に富良野地域人材開発センターで開催される【ファーマーズギフトショー】で、第2回コンテストの全作品を展示予定ですので、ぜひ足をお運びください。さらには今後、富良野市内イベントで写真展示をおこなっていきます。
「ふらの東山エリアフォトコンテスト」 公式ホームページ(外部サイト)
http://www.biei.org/furano-higashiyama-photocon/
総評
ふらの東山エリアフォトコンテストは今回で2回目となりました。1回目より格段に知名度が上がり342点の応募がありました。応募作品もスナップあり風景ありで、大変楽しみながら審査を行うことができました。全体的には1回目よりレベルは格段に向上していると思います。棒積み(ニオ)が知られるようになったせいか、これらの作品が多く応募されていましたが、やや似たようなカットが多かったのが残念です。もう少し個性的な作品を期待したいと思います。東山エリアには春の桜やニオ以外にも秋景、冬景も大変魅力的なところです。是非、春夏秋冬足をお運びいただき、東山エリアを撮影していただきたいと考えています。次回も傑作を期待しております。
審査委員長
菊地晴夫(写真家:日本写真家協会会員)
入選作品
グランプリ
- 作品名「春の訪れ」
- 斉藤 詩織 作
審査委員長 講評
ここのヤマザクラは、東山エリアでは最も群落している場所ではないでしょうか。私も桜の開花シーズンには毎年撮影に出掛けています。ただし、その年の気象条件により、開花していても背景の芦別岳の山々が見えなかったり、またその逆もあり、思ったようにはなかなか撮らせてはもらえません。この作品は満開の桜と、残雪の芦別岳が見事です。ややトリミングされているようですが、この構図で的確です。春の東山を代表する作品に仕上げていると思います。
準グランプリ
- 作品名「ニオの魔法使い」
- 野宮 勉 作
審査委員長 講評
非常にユーモアあふれる作品に仕上がっています。ニオの周りを学生達がほうきに乗って、実際に飛び回っているかのようです。撮影には苦慮されたと思いますが皆さん一斉に上手く飛んでくれましたね。欲をいえば中央のニオに手前の学生さんが重なっているのがやや残念なところです。ニオを中心にして、両脇に魔法使いを配置したらよりわかりやすくなっていたと思います。
- 作品名「青空の下 農作業に励む風景」
- 春澤 秀之 作
審査委員長 講評
ニオのカットが数多く出展されていましたが、似たような撮りかたをした作品が多かったように思います。そんな中でこの作品は、抜けるような夏空や浮き雲の白さ、また農作業に励むトラクターが入っているなど大変バラエティに富んでいました。広大な東山エリアの農業景観の雰囲気も出ています。トラクターを取り込むタイミングも良く、作業風景を的確に表現しています。
入選
- 作品名「樹海小トマトはわたしが守る!!」
- 田村 高徳 作
- 作品名「行進」
- 池永 千里 作
- 作品名「初春の丘」
- 石山 廣喜 作)
- 作品名「私達フキの中を探検中!!」
- 斉藤 都 作
- 作品名「ニオに立ち上る夏雲」
- 若菜 和也 作
- 作品名「私とお父さん」
- 山田 裕美 作
- 作品名「桜佇む丘」
- 秦 憲一 作
- 作品名「秋、わが母校」
- 藤澤 康次 作
- 作品名「共に生きる」
- 篠田 真理子 作
- 作品名「黄金色の麦畑」
- 内海 有愛 作