1977年(昭和52年)2月23日友好都市協定締結
◇スキーと観光のまち
オーストリア共和国のシュタイヤーマルク州の景勝地ダッハシュタイン・タオエルン地方の中心に位置し、ヨーロッパの最高峰アルプス山系に囲まれ、冬はスキー、夏はカヌー・狩猟・登山など、また、避暑地としても恵まれたリゾート地として発展しています。
海抜は平野部で 745m、高山部で 2,750mあり、 オーバータオエルンで端を発したエンス川の流れは、シュラートミンク市内を通り遠くドナウ川に注いでいます。モーツアルトの町として知られているザルツブ ルクから 100km、州都グラーツから 200kmのところに位置しています。標高1,900mのプラナイ岳はワールドカップの滑降コースとして有名です。
市制施行 |
1322年から市となる。 その後1525年農民戦争により市の権利を失い、1925年に再び市に昇格する。 |
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人口 | 6,676人(2015.4.1現在) | |
面積 | 10.32k㎡ | |
市長 | ヘルマン・トリンカー |
(オーストリアでは、人口だけが都市の資格でははなく、同市の場合市として認められているのは、スキー観光を柱にした地域への影響力と、まちがもつ古い歴史の重みからである。)
◇なれそめ
1975年(昭和50年)4月8日、道スキー連盟の招きで富良野を訪れた国際スキー連盟(FIS)のアルペンコース委員長ハーバード・スピース氏(オース トリア)が北の峰スキー場の視察のため来富した際、市長との懇談の席で友好都市について話題となる。それ以降両市て話し合いがもたれ第1回FISワールド カップ富良野大会が開催された1977年(昭和52年)2月23日、ヴァイデンガー駐日オーストリア大使、クレール・シュラートミンク市長他5名を迎え市 役所で調印式が行われました。
◇シュラートミンク市訪問(平成24年度) 2013年2月6日から2月13日(8日間)
両市の友好都市協定締結から35周年を迎えたことから、市長を団長とする市民訪問団が平成25年2月にシュラートミンク市を訪れました。
現地では35周年を祝う記念式典が開催され、両市の友好都市宣言の再表明が行われました。
また、訪問の期間中、シュラートミンク市では2013アルペンスキー世界選手権大会が開催され、同じ「スキーのまち」として参加選手への熱い声援を送ってきました。
◇友好都市締結50周年
2027年2月には友好都市締結50周年を迎えます。