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水道施設の紹介

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水道施設の紹介について

富良野市水道事業

「北の国から」で全国的に有名になった富良野市は北海道の中心標が立つ「へそのまち」「スキーのまち」「ワインのまち」をしても広く皆様に親しまれています。
肥沃な美しい平野「富良野」は東に雄大な十勝岳連峰、西に急峻な山容を誇る夕張山系芦別岳に囲まれ、南には東京大学演習林の大樹海が広がり、その中央を南北に石狩川水系空知川が流れ、豊かな緑と水、美しい四季に恵まれたまちであります。
富良野市の水道については、拡張事業等により新水源を開発し、安定した取水を中五区水源に確保し、中御料には中区配水池を新設して安定した水の供給に務めてきております。
また創設当初に敷設した石綿セメント管も平成12年度には全て更新が完了しており、自動水質監視機器の設置も完備し、安全な給水体制を確立してきております。
富良野の水道の水質については別表水質検査表のとおりでありますが、自然に恵まれた地下水を基本としており、創設当初からの伏流水(浅井戸)取水の水源と平成5年度に新設した深さ40メートルの深井戸水源3ケ所から豊富で良質な「おいしい水」を供給しております。

  • 【創設事業】
    • 認可年月日:昭和37年12月28日
  • 【変更】
    • 認可年月日:昭和39年7月17日
    • 給水開始:昭和39年11年1日
    • 計画給水人口:15,000人
    • 計画給水量:1日あたり3,000立方メートル
    • 水源の種別:伏流水石狩川水系・空知川左岸
    • 浄水方法:滅菌のみ
  • 【第一次拡張事業】
    • 認可年月日:昭和49年7月24日
    • 計画給水人口:16,000人
    • 計画給水量:1日あたり4,480立方メートル
  • 【第二次拡張事業】
    • 認可年月日:昭和60年1月14日
    • 計画給水人口:18,500人
    • 計画給水量:1日あたり6,500立方メートル
  • 【変更】
    • 認可年月日:平成5年3月29日
    • 水源の種別:伏流水・深層地下水
    • 浄水方法:滅菌のみ
  • 【第三次拡張事業】
    • 認可年月日:平成9年5月2日
    • 計画給水人口:19,000人
    • 計画給水量:1日あたり9,000立方メートル
    • 給水区域の拡張
    • 水源の種別:伏流水石狩川水系空知川(下五区水源送水場)・深層地下水(深井戸)(中五区水源送水場)
    • 浄水方法:滅菌のみ
  • 【第四次拡張事業】
    • 認可年月日:平成17年4月20日
    • 計画給水人口:19,000人
    • 計画給水量:1日あたり9,000立方メートル
  • 【変更】
    • 認可年月日:平成31年3月11日
    • 計画給水人口:15,700人
    • 計画給水量:1日あたり9,000立方メートル

富良野市簡易水道施設の紹介

島の下地区簡易水道

島の下地区は、富良野の北西部に位置し、畑作を中心とする農業地域であるが、ラベンダー香るリゾート施設「ハイランドふらの」を有し近年観光の中心となっている地域である。
簡易水道事業は、昭和57年に事業認可を取得し地下水を水源として自然流下方式で供給されていたが、観光客の急増と生活水準の向上に伴い最大給水量を大幅に上回ってしまった。
このため、地下水から安定した表流水に切替え急速濾過にて浄水する給水体制を確立した。
配水池を市有林地に置き自然流下にて給水している。

  • 【創設事業】
    • 認可年月日:昭和57年5月20日
    • 給水開始:昭和58年1月1日
    • 計画給水人口:130人
    • 計画最大給水量:1日あたり52立方メートル
    • 水源の種別:地下水(浅井戸)
    • 浄水方法:滅菌のみ
  • 【第一次拡張事業】
    • 認可年月日:平成3年4月26日
    • 計画給水人口:160人
    • 計画最大給水量:1日あたり252立方メートル
    • 水源の種別:表流水 空知川支流 尻岸馬内川
    • 浄水方法:急速濾過

学田地区簡易水道

学田地区は、富良野川左岸の平野地及び清水山東部の丘陵地帯を含む地域で、水田耕作、畑作、ぶどう栽培と農産物産業の主要生産地帯であり、「ふらのワイン」を生産している農産加工施設が立地している。
豊富で良質な地下水を水源とし、清水山に配水池を置き、自然流下により給水している。

  • 認可年月日:昭和61年4月1日
  • 給水開始:昭和62年1月1日
  • 計画給水人口:290人
  • 計画最大給水量:1日あたり84立方メートル
  • 水源の種別:地下水(深井戸)
  • 浄水方法:滅菌のみ

富丘地区簡易水道

富丘地区は、富良野岳の山麓に位置し、純畑作地帯である。ベベルイ地区に豊富で良質な湧水を水源とし、自然流下により給水している。

  • 認可年月日:昭和35年6月23日
  • 給水開始:昭和35年8月1日
  • 計画給水人口:600人
  • 計画最大給水量:1日あたり90立方メートル
  • 水源の種別:湧水 布礼別川支流無名川
  • 浄水方法:滅菌のみ

布部市街地区簡易水道

布部地区は、空知川と筑紫岳に挟まれた平野部で畑作を主体とする農産物の主要生産地帯である豊富で良質な深井戸を水源とし、東京大学演習林地に配水池を置き、自然流下により給水している。

  • 認可年月日:平成元年4月18日
  • 給水開始:平成2年4月1日
  • 計画給水人口:450人
  • 計画最大給水量:1日あたり135立方メートル
  • 水源の種別:地下水(深井戸)
  • 浄水方法:滅菌のみ

山部市街地区簡易水道

山部地区は、芦別岳の裾野に展開する扇状地帯に発達し、市街地はこの扇状地帯の東に位置し地域経済の中心地である。
豊富で良質な深井戸を2井持ち山部中学校に隣接した浄水場で、配水ポンプ直送給水をしている。

  • 認可年月日:昭和58年4月25日
  • 給水開始:昭和58年12月1日
  • 計画給水人口:2,050人
  • 計画最大給水量:1日あたり665立方メートル
  • 水源の種別:地下水(深井戸)
  • 浄水方法:滅菌のみ

東山市街地区簡易水道

東山市街地区は、西達布川と老節布川の合流点で、大正初期より林内植民者の生活の中心地として市街地を形成している。
水源は東京大学演習林地内にて表流水を取水し緩速濾過方式にて浄化し配水池より自然流下により給水していたが、平成5年1月の釧路沖地震に始まる3度の地震によ原水が高度に白濁し緩速濾過では水処理が出来ない状況におちいってしまったため、平成9年3月末に認可を受け浄水方法を急速ろ過に変更し、水質の安定を図る第一次拡張事業を計画し、平成12年度に完了し、自然流下により給水している。

  • 【創設事業】
    • 認可年月日:昭和55年7月2日
    • 給水開始:昭和56年1月1日
    • 計画給水人口:500人
    • 計画最大給水量:1日あたり100立方メートル
    • 水源の種別:表流水 老節布川支流東川
    • 浄水方法:緩速濾過
  • 【第一次拡張事業】
    • 許可年月日:平成9年3月26日
    • 計画給水人口:310人
    • 計画最大給水量:1日あたり125立方メートル
    • 水源の種別:表流水 老節布川 支流東川・地下水
    • 浄化方法:急速濾過

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