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平成23年第1回富良野市議会定例会 第7号(平成22年3月18日)

公開日:

平成23年第1回定例会

富良野市議会会議録

平成23年3月18日(金曜日)午前10時48分開議
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◎議事日程(第7号)
 日程第 1 議案第 1号〜第9号、第15号、第17号、第19号(予算特別委員長報告)
 日程第 2 議案第16号 富良野市支所設置条例等の一部改正について
 日程第 3 議案第18号 富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正について
 日程第 4 議案第21号 平成22年度富良野市一般会計補正予算(第13号)
 日程第 5 議案第22号 平成22年度富良野市一般会計補正予算(第14号)
 日程第 6 意見案第 1号 平成23年度畜産物価格決定等に関する意見書
 日程第 7 決議案第 1号 東北地方太平洋沖地震で被災された方々への支援を呼びかける決議
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午前10時48分 開議
(出席議員数18名)
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 開議宣告
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○議長(北猛俊君) これより、本日の会議を開きます。
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 会議録署名議員の指名
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○議長(北猛俊君) 本日の会議録署名議員には
宮田 均 君
菊地敏紀 君
を御指名申し上げます。
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 諸般の報告
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○議長(北猛俊君) 事務局長をして、諸般の報告をいたさせます。
事務局長藤原良一君。
○事務局長(藤原良一君) -登壇-
議長の諸般の報告を朗読いたします。
市長より提出の事件、追加議案、議案第21号及び議案第22号は御配付のとおりでございます。
議会側提出事件につきましては、予算特別委員会報告、意見案1件及び決議案1件の提出があり、本日御配付の議会側提出件名表ナンバー2に記載のとおりでございます。
以上でございます。
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 議会運営委員長報告
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○議長(北猛俊君) 本定例会の運営に関して、議会運営委員会より報告を願います。
議会運営委員長菊地敏紀君。
○議会運営委員長(菊地敏紀君) -登壇-
議会運営委員会より、3月15日、本会議終了後委員会を開催し、追加議案の取扱いについて審議をいたしましたので、その結果を報告いたします。
提出がありました追加議案は4件で、その内訳は、市長側提出案件が補正予算2件、議会側提出案件が意見案1件、議決案1件であります。
本件は、いずれも本日の日程の中で審議を願うことになっております。
以上申し上げまして、議会運営委員会からの報告といたします。
○議長(北猛俊君) お諮りをいたします。
ただいま議会運営委員長より報告のとおり、本定例会を運営いたしたいと存じます。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいまお諮りのとおり決しました。
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 日程第1
  議案第 1号〜議案第9号、
  議案第15号、議案第17号、議案第19号
  (予算特別委員長報告)
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○議長(北猛俊君) 日程第1、議案第1号より議案第9号まで、並びに議案第15号、議案第17号、議案第19号、以上12件を一括して議題といたします。
本件12件は、予算特別委員会に付託した案件であります。予算特別委員会の報告を求めます。
予算特別委員長横山久仁雄君。
○予算特別委員長(横山久仁雄君) -登壇-
予算特別委員会より、審査の経過と結果について御報告いたします。
本委員会は3月2日、議員全員をもって設置され、議案第1号ほか11件の議案審査の付託を受け、同日、正副委員長の選出を行い、3月14日、15日、16日の3日間にわたり審査を行いました。
本 会議第1日目に理事者から提案されました予算概要にもありますように、本年度は第5次富良野市総合計画の新年度に当たり、また、財政健全化計画の終結に伴 い、一般会計、特別会計、企業会計の総額184億4,150万円の平成23年度当初予算と、これに関連する付託議案について詳細な質疑を重ね、審査を行っ たところであります。
審査にあたっては国の地方財政対策を踏まえ、厳しい財政状況の中にあって、各種事業の適正な執行の観点から質疑が行われました。
一 般会計では特に、地籍調査費、本庁舎等電話設備改修事業費、移住促進事業費、地域防災事業費、パスポート申請事業費、家族介護慰労金、児童館整備事業費、 環境保全費、緊急雇用創出事業費、栽培用ハウス促進支援事業費、農村実態調査事業費、農業労働力確保対策事業費、地域特産品振興対策事業費、「北の国か ら」30周年記念事業実行委員会補助金、中心市街地再開発事業費、道路舗装側溝改良事業費、公営住宅長寿事業費、環境教育推進事業費、特別支援教育推進事 業費、教材整備事業費などについての質疑が行われました。
また、特別会計、企業会計においては、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、公共下水道事業特別会計、簡易水道事業特別会計、水道事業会計、ワイン事業会計などについて、活発な質疑が行われました。
質疑終了後、原案賛成の立場から2会派の討論が行われました。
引き続き行った採決の結果、議案第1号より議案第9号まで、及び議案第15号、議案第17号、議案第19号の付託された全議案について、全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
なお、審査中に述べられました意見を十分検討され、予算執行に当たられますようお願いを申し上げ、審査の経過と結果の報告といたします。
○議長(北猛俊君) お諮りいたします。
本件は、委員会の報告に関する質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は、質疑、討論を省略することに決しました。
これより、本件12件の採決を行います。
初 めに議案第1号、平成23年度富良野市一般会計予算及び関連する議案第15号、富良野市財政調整基金の処分について、議案第17号、富良野市特別職の職員 で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第19号、富良野市特別会計設置条例の一部改正について、以上4件について一括し て採決を行います。
お諮りをいたします。
本件4件の委員会報告は、可決すべきものであります。
本件4件について、委員会報告のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件4件は、委員会報告のとおり可決することに決しました。
次 に、議案第2号、平成23年度富良野市国民健康保険特別会計予算、議案第3号、平成23年度富良野市介護保険特別会計予算、議案第4号、平成23年度富良 野市後期高齢者医療特別会計予算、議案第5号、平成23年度富良野市公設地方卸売市場事業特別会計予算、議案第6号、平成23年度富良野市公共下水道事業 特別会計予算、議案第7号、平成23年度富良野市簡易水道事業特別会計予算、議案第8号、平成23年度富良野市水道事業会計予算、議案第9号、平成23年 度富良野市ワイン事業会計予算、以上8件について、一括して採決を行います。
お諮りいたします。
本件8件の委員会報告は、可決すべきものであります。
本件8件について、委員会報告のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件8件は、委員会報告のとおり可決することに決しました。
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 日程第2
  議案第16号 富良野市支所設置条例等の一部改正について
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○議長(北猛俊君) 日程第2、議案第16号、富良野市支所設置条例等の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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 日程第3
  議案第18号 富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正について
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○議長(北猛俊君) 日程第3、議案第18号、富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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 日程第4
  議案第21号 平成22年度富良野市一般会計補正予算(第13号)
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○議長(北猛俊君) 日程第4、議案第21号、平成22年度富良野市一般会計補正予算を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
副市長石井隆君。
○ 副市長(石井隆君) -登壇-
議案第21号、平成22年度富良野市一般会計補正予算について御説明を申し上げます。
このたび提案いたしました、富良野市一般会計補正予算第13号は、歳入歳出それぞれ650万円を追加し、歳入歳出予算の総額を121億6,311万2,000円にしようとするものと、繰越明許費の補正で、追加1件でございます。
以下、その概要について歳出から御説明を申し上げます。
6、7ページ下段でございます。
3款民生費は、生活保護費で650万円の追加でございます。
次に歳入について御説明を申し上げます。
同じく、6、7ページ上段でございます。
1款市税は、固定資産税の償却資産及び入湯税現年課税分で650万円の追加でございます。
戻りまして、3ページでございます。
第2条繰越明許費の補正につきましては、第2表繰越明許費補正のとおり、地域振興消費拡大推進事業で、事業の年度内での完了が困難なことから、212万円を限度として翌年度に繰り越すものでございます。
以上、平成22年度富良野市一般会計補正予算について御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほど、お願いを申し上げます。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑は本件全体について行います。
質疑ございませんか。ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
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 日程第5
  議案第22号 平成22年度富良野市一般会計補正予算(第14号)
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○議長(北猛俊君) 日程第5、議案第22号、平成22年度富良野市一般会計補正予算を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
副市長石井隆君。
○副市長(石井隆君) -登壇-
議案第22号、平成22年度富良野市一般会計補正予算について御説明を申し上げます。
このたび提案いたしました富良野市一般会計補正予算第14号は、歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を121億6,611万2,000円にしようとするものでございます。
以下、その概要について、歳出から御説明を申し上げます。
6、7ページ下段でございます。
2款総務費は、このたびの東北地方太平洋沖地震に対する災害義援金で、300万円の追加でございます。
次に、歳入について御説明を申し上げます。
同じく6、7ページ上段でございます。
21款諸収入は、備荒資金組合交付金で300万円の追加でございます。
以上、平成22年度富良野市一般会計補正予算について御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(北猛俊君) これより、本件の質疑を行います。
質疑は本件全体について行います。
質疑ございませんか。
1番佐々木優君。
○1番(佐々木優君) 300万円という提案でありますけれども、この金額の決定に至る経過について、詳しくお知らせを願いたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 佐々木議員の御質問にお答えをいたします。
義 援金の経過でございますけれども、今回提案さしていただきました300万円につきましては、義援金の関係につきましては、道内市の、これらに対する取り組 み状況、それから過去のこういった震災会に対しての、市の過去の対応状況、こういったものを勘案をいたしまして、今回300万円ということでご提案をさし ていただきました。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
1番佐々木優君。
○1番(佐々木優君) はい、いま2点ほど、道内の他の自治体また過去の、というお話ありましたけども、今回の場合、過去のということが当てはまらないような、1万人以上の方が亡くなるという、本当に世界的に見ても大災害だというふうに思います。
その決定に至る基準というのは、もちろん過去になかったことですから、基準というものはないものだとは思います。
しかし、知名度というか、富良野市にたくさんの観光客もお迎えしている中で、そういう災害に対してもう少し温かい手というか、もう少し金額をふやしてさしあげるべきだというふうに思いますけれども、その点についてお伺いをいたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 佐々木議員の御質問にお答えをいたします。
義援金の額ということにつきましてはですね、どのぐらいという基準が具体として持っているわけでございません。
市民の総意といたしまして、他の市の実情も調査をさせていただきました。
そういうことから、私どもの今回の金額を決定させていただきましたので、そういうことからいたしますと十分ではないかもしれませんけども、そういう意味合いにおきまして、今回の額を決定させていただきましたので、ご理解を賜りたいというように思います。
○議長(北猛俊君) 補足答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 佐々木議員の御質問に総務部長からお答えをさしていただきましたので、私からも少し補足説明をさせていただきたいと存じます。
この件につきましては、未曾有の国難といっても過言ではないような状況だと思います。
今後についても、これ100年単位ぐらいで日本における地形上、そういうプレートのぶつかる状況から考えてみましても、今後においてもこういう状況が100年単位かあるいは50年単位かわかりませんけども起こり得ると、そういう認識をいたしてございます。
そういう中で、現在、3月11日ですから、もうかれこれ5日か6日経つわけでございますけど、まだ死亡者、亡くなられた方、あるいはまた行方不明ということでいる方とあわせますと、相当数の確定しない状況が見受けられている状況にございます。
そういうことを考えあわせまして、見舞い金という現金というか、そういう形で行政としても、とりあえずそういう方々に対しての北海道の富良野市としての意志表明をする必要性があると、このように考えて御提案を申し上げた次第です。
その中で、額の300万という状況で、佐々木議員からお話ありましたとおり知名度の問題もたくさんございます。
私 は、後ほど今日の御提案におられます市議会の災害に対するそれぞれ意見書の御提案があると聞いておりますけども、富良野市あげてそういう状況をするという ことがあれば、今日の北海道新聞以下ですね、朝日新聞含めて、東北関東大震災害義援金募金活動ということで、全戸に配布をさせて入れさせてもらいました。
そういう周知をすることによって、市民の理解を求めていく。富良野市あげてそういう状況のですね、協力体制をとらしていただく。これも支援の大きな市民あげての役割の一つではないかと、そのように強くいま感じております。
そ ういう意味も込めて、今回、300万の補正を緊急として、出さしていただきましたし、またこのほかにもですね、実際にいま実施しております中身的なものに 対しましてはですね、広域連合の消防といたしましても、一週間宮城県の石巻市に一週間救急車、1台とあわせて隊員5名が一週間にわたって、実施しておりま す。この費用についても、全部市負担、圏域負担と、こういう形になっております。
そういうこともあわせ、あるいはまた、この義援金のお願いの中で人的支援として今後出てくる問題としては、被災者宅地危険度測量判定士による廃棄物処理にかかる派遣要請もいまきているところでございます。
ま た物資ついてももう既に毛布あるいはユニバーサルトイレ、暖房器具等については、それぞれ県の方に送付をさしていただいておりますし、現在のところやって いる、おそらくこの状況が広がっていくことについては、追加をしながら御支援を申し上げていかなければならない問題もこれからは、私はでてくるだろうと。
そういうことも想定して、これから対応をしていくと。
その前段として、今回の300万の補正を行ったと、こういう意味でございますので御理解を賜りたいとこのように思います。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
1番佐々木優君。
○1番(佐々木優君) 今回の提案だけではなくてほかにもいろんな部分で支援をするということで今回は300万というような理由は、それはそれで納得します。
ただし、市民の先頭に立って市がどれだけやるかその市民全体に広げてくという意味からすれば、僕個人、一市民として、富良野市が300万という話を聞いたときには、少しというか大きくがっかりする次第です。
そういう意味で私としては、もう少し心ある金額、もう少しふやすべきだというふうに思います。答弁ありましたらお願いします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○ 市長(能登芳昭君) 佐々木議員の再々質問にお答えをさしていただきますけども、いま御答弁さしていただきまして、緊急の形として今回の補正で300万と いうことですから実情の中身をこれから十分把握しながらと、もう一つは、それぞれ道内の市町村の状況を見きわめながら、実施をしてまいりたい、このように 考えてるとこでございます。
○議長(北猛俊君) その他質疑ございませんか。ございませんか。
12番天日公子君。
○12番(天日公子君) いま市の取り組みについて御説明いただきました。
その中でですね、私も300万という提示については、もう少し増額ができないかという思いで質問させていただきますが、道内の市の取り組みの参考にされた地域などわかりましたらお聞かせいただきたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 市につきましては、道内報道等で公表されている市もございますけども、それ以外につきましては一昨日まで電話等で各市に照会を申し上げまして、おおむね全市に聞き取りをやってございます。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) 12番天日公子君。
○12番(天日公子君) 内容についてはお聞かせいただけますでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 内容につきましては、私どもの方で今回御提案をさしていただきました義援金の取り組みの内容でございます。
額 につきましてそれぞれ自治体が議会等にお諮りしているという状況もございますので、それぞれの額につきましては、新聞等で公表されているものにつきまして は議員各位、御存じだと思いますけれども本日の報道では札幌市は3億円という額がございまして、聞き取りしました各市につきましては、公表されてない分に ついては、今後自治体の議会等に提案されるものということで、私どもの方からの、この場での未決定の内容につきましては、御答弁を控えさせていただきた い。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
12番天日公子君。
○12番(天日公子君) 各議会ではまだ決定されていないから、私の質問にはお答えできないということになるわけでしょうか。
そうするとですね、今日最初の説明の中でですね、ほかのところの地域の取り組みをかんがみて説明がありましたけれども、そことは矛盾しませんでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 天日議員の御質問にお答えいたします。
調 査内容はここで御答弁できないことが、矛盾でないかということでございますけれども、あくまでも現在の対応状況、それぞれ自治体がどのように考えていらっ しゃるかという担当レベルの聞き取りでございますので、今後それぞれの自治体によりましては、その内容でもって議会等の御提案がなされるということになろ うかと思います。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
14番岡野孝則君。
○14番(岡野孝則君) 先ほど佐々木議員の方からも御質問がありました。
富良野については、やはりこれだけ日本全国の中においても観光客として富良野に訪れていただいております。
遠くの方からもかなり皆さん方が来ておられると思います。
その中において、やはり富良野市というのは、これかなりもう何十年も前の話なんですがね、宮城県の志津川町だとかいろんなところから、富良野の農業支援という形の中で、多くの皆さん方が来ておられると思います。
そ ういうことを考えたときにやはり東北の支援ということを考えたとき、いまのその各他市町村とのいろんな比較ということの調整ということでいま、総務部長か ら御答弁あったんですがね、そことは私は違うんじゃないかとという気持ちがあるんですが、その額はまだこの300万では低いのかなという気がするんです が、その点について御答弁願います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 岡野議員の御質問にお答えをさしていただきます。
私は300万で打ち切りという発言は1回もしておりません。実態の状況がですね、いまようやく1週間ぐらいたって、まだ国自体も全然つかんでないですね。その全容というものは。
ですから私は、このいま富良野市で緊急にそういう処置をするという状況づくりをいち早く発信をしたいというのは、見舞い者に対するあるいは亡くなられた方々に対する私はそういう弔意あるいは見舞いという気持ちがですね、富良野市であらわしたということで御理解を賜りたい。
額につきましては、これで2回お答えさしていただくわけでございますけども、状況を見ながら新しい新年度になってもですね、追加としてやれる状況もございますので、そういう点で御理解は賜れないのかとこういう中身であります。
それには、それぞれ市町村の状況も見きわめながら、なぜそういうことを申し上げるかと申しますと、これ全道いま179市町村現実にあるわけですね。
現実に北海道でも被災を受けた市町村が、太平洋側においては、根室市、釧路市はじめですね、えりも町、苫小牧市、函館市、むかわ町、こういった市町村が現実にあるわけですよ。
被 害の大きい小さいは、別といたしましてもそういう状況もこれからやはり、それらについてもですね、ある程度行政としても考えていかなければ問題も出てくる でしょうし、そういうものを踏まえた中での1番目のやはり大きい東北6県の中でですね、被害の大きい青森含めた、岩手、宮城、それから福島、茨城、千葉 と、こういった点の県に対する弔慰的なものを含めてですね、実施をするということでございますので、私は、決して今回の300万でこれっきりですよという 状況づくりではないということもですね、御理解を改めて、お願い申し上げたいというところもございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
2番宮田均君。
○2番(宮田均君) いま、市長の言ってることも理解するところなんですけども、第1回目の経緯というのか、支援しているというその表現ってのは1回目は非常に僕は重いと思います。
いままでの質問の中にもですね、観光地として富良野で癒しをということで花をみに来てくれた方、その他の方々がですね、いままでにない状況の中で、1回目の支援金の額としては気持ち的に表現するにしても少ない。
市民1人当たりにすると約125円というその金額ではないですよ、もちろん気持ちだと思います。
しかし、もう少し多くてもいいのではないかと思いますがその点についてもう一度答弁をお願いします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 宮田議員の御質問にお答えをさしていただきます。
私、先ほど答弁の中で、富良野の日本赤十字富良野支部というのがございます。これは富良野市長の私が支部長をやらしていただきまして、今日の北海道新聞他各紙で、このチラシを出さしていただきます。
もう既に富良野市の方にお届けが昨日現在で、150万円、市民の善意が届いているところでございます。
いま御質問ありました市民1人125円というお話でございますけど、それはいま市の300万に対する試算だというふうに考えますけど、これからそういう形の中で、日本赤十字はじめ、あるいは社会福祉協議会あたりもですねこれからどんどんそういう状況の中で動いてくると。
こ れは現在のですね、市の中の富良野市全体で、先ほどお話ありましたけども、それぞれ東北に対する被災者の皆さん方の、それに対するやはり、富良野市民あげ ての弔意であり、御支援の方法、これから行われるとそういう考え方で、私は進めてまいりたい、このように考えておるところございますので、その意図すると ころをですね、御理解を賜りたいとこのように思うとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
3番広瀬寛人君。
○3番(広瀬寛人君) まず市長の答弁をいただいた中で、いち早く発信をしたい、弔意をあらわしたい、という御答弁をいただきました。
これは私も、全く同じ思いでございますが、いま、市長が答弁をされた、その市民がこの富良野市を窓口にして、日本赤十字を通してこの義援金を送りたい。
というお話は私もここ数日の間に、個人が1人ずつが
日赤を通そうが幾つかのいろんな組織の義援金がございます。
そ ういった窓口が幾つかある中で、それを個人として出す、その金額じゃなくてそれを富良野市の気持ちとしてあらわしてほしいという市民の声が、窓口を富良野 市に一本化して富良野市から日赤を通してと、いうことで数字を大きく一つに集結をして、富良野市民の心を表したいというところから、そのお話が出てきたの ではないかというふうに私は思います。
いま市長は、これ限りの義援金ではなくていろんな、次回も含めて、多方面でいろんな形の支援をされるという ことでお話をされておりまして、その考えは私もよい考えだと思いますが、まず一つには、そのメッセージを発信するときのタイミングと額というのが、いろん な場面であるかと思います。
その円の介入の日銀の額しかりそうですけど、すべてにおいて1番最初に発信する金額というのは、金額そのものじゃなくて、メッセージとして伝わるということは、このお金を取り扱う世界の中では、このメッセージ性というのは、間違いなく立証をされているわけでございます。
200万人の人口が訪れ、観光事業者の税収があり、この富良野というまちは本当に道内・道外・海外の方から支持をされて、農業と観光で成り立っているまちとして、先ほどの総務部長の答弁がありました。
各 自治体の内容もかんがみていうことで、それはその一つの方法として、私は間違いではないと思いますが、人口規模、財政規模、その他にその自治体が何によっ て生業を立てているのか、そういう内容も吟味して、それを勘案した中で、第1弾のメッセージを発信することが重要じゃないかというふうに考えますが、御見 解をお伺いいたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 広瀬議員の御質問にお答えをさしていただきたいと思います。
発信することについては、私も同感であります。
各 議員の熱意というのは十分わかるわけでございますけども、私は金額が随分、議員の皆さんがた御心配をいただいての御発言だというふうに理解をしております けど、私は3回ぐらいお話ししますけども、第1段として、あるいはまた、1カ月後、あるいは6月の補正的な時期にですね、そういう全貌が明らかになった時 点でですね、支援方法というものを、また、そういう状況の中で実施できると、このように考えて今日の御提案に至った中身であります。
発信の方法と いたしましては、後ほど議会の方でも議決をされる状況でございますけども、それはやはりそういう形の方法と、それから私からはやはりこれらの義援金を送る 状況の中で、記者会見をさしていただいて、それぞれの発信を進めていく状況づくりをしていきたいとこのようにいま考えているとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
3番広瀬寛人君。
○3 番(広瀬寛人君) いまの市長の答弁を私が理解すると、私が1番最初に質問したときのその1回目のメッセージというものと金額との部分はこれは別であっ て、総額でこれから第2弾、第3弾でというところを重きを置いているというふうに答弁をいただいたと私は理解をしておりますが、私はその1回目のその質問 のときにお話ししたように、その別にこれがその円の介入だとか、日銀のオペレーションだとかいうことと、これが一緒になるとは思いませんが、すべて世の中 の事案の中で第1回目のメッセージとしてのいわゆるその金額というよりも規模というものが世の中にどういうふうにメッセージを発信するのか、そこに非常に 重要な点があるというふうに考えておりますが、再度そこの部分の見解をお伺いしたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 広瀬議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思いますけども、私は熱意というものはですね、これは市民あげてそういう方向に向けていく役割というのは、市長としても当然そういう自覚を持ってやらなければならないと感じております。
もう一つはですね、この全道に179市町村現実にあるわけですね。動向をわたしは先ほど見なきゃならんというのは、北海道でもそういう被災を受けたところが現実にあるわけです。
で すから、そういう現実を受けたところに対して今後どういう、道民として、そういう方法をやらなければ、私はそれらについてもですね、考え方をやはりそれぞ れの市長会を通すやら、あるいは町村会を通すやらそういう合意的なものの中から、おそらくそういう方向づけがつけられて、それに対する対応も考えていかな ければならないと、このように考えているとこでございます。
もう一つは、それぞれの市町村で179いま大きいところから小さいところもありますけど、それぞれの市町村で考えて、そして実施をしていくというのがいま右ならいということではございません。
ですから、その市町村の十分能力に応じた、あるいはその善意の広がり、こういう市民の総意、こういうことも含めた中での総合判断をしていかなければならない。
そ ういうことで、私は何回もいま御説明さしていただいておりますけども、いま一遍にそういう状況をするよりも、私は2弾、3弾というような形の中で、御支援 を申し上げる方がこれは私は、市民に対してもですね、御説明をしながらできる問題でないかとこのように考えてるとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
3番広瀬寛人君。
○3 番(広瀬寛人君) まず1点、冒頭に市長が御答弁いただいたその、道内の自治体、これも被災された自治体があるということですから、県外の宮城、岩手等に よる倒木等の自治体とと同様に目配り気配りをしなければならない理由その答弁については、私も理解をするところでございます。
もう1点、第2団体 さんが、これについては私も、指定をするものではない、これは恐らく、耐震淡路の震災中部すべてそうですけど、2年3年、マスコミ等が取り上げなくなって も、実際に自治体の、県外の宮城、岩手等いわゆる東北等の自治体と同様に目配り、気配りをしなければならない。その答弁については、私も理解をするところ でございます。
もう1点、その第2弾、第3弾、これについては私も否定をするものではない。これはおそらくその阪神淡路の震災、中部、すべてそう ですけど、2年、3年とマスコミ等が取り上げなくなっても、実際に自治体の困窮というのは、なかなかきちっと回復をしないというところがありますので、そ ういったところにも目配りをしたいという、そのいまの市長の答弁はですね、十分理解をするわけですが、その後段の部分を含めても第1弾として、私は富良野 市という観光地、そして、ほんとに各自治体から比べるとすばらしい、22年度をもって財政健全化計画を終了、早目にできるという内容の自治体が行う規模で はないのではないかというふうに思うわけですが、そこの点を含めて改めてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 広瀬議員の再三御質問にお答えをさしていただきますけども、私は発信の仕方が最初にやるかあるいは継続をしてやっていくかという問題に尽きるわけでございますけども、それぞれのやはり自治体のやり方がたくさんあると思います。
私の考え方としては、先ほどから御説明さしていただいておりますけど、そういう継続しながら、していくということも大事なことなんですね。
そうすることによって、富良野がいま、例えばやることについて、これは何々市、何々町に支援するという形でないです。
これは富良野市が送る場合には、県に送るという形になるわけですから、それは東北6県の全員の県に行くということではないですよ。
ですから、そういう見きわめというものは、やはりそれぞれの行政主体で今後の状況も見きわめながらやはりそういう判断をしていかなければならない。
1例挙げれば伊達市あたり1,800万、そのうち友好都市的なものがございますから、ああいう形をとられたというふうに私も認識をいたしております。
富良野の場合については、過去の例で申し上げれば、阪神大震災のときに友好都市の西脇については、あの時点のときには、50万を議会で議決をしていただいて、見舞い金としてお送りしたとこういう経緯もございます。
ですからそういうこともいろいろ考え合わせながら、やっていきたいというのは、私の考え方でございますので、この点もひとつ、議員各位におかれましては、御理解を賜りたいとこのように思うとこでございます。
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
4番大栗民江君。
○4 番(大栗民江君) いま市長の御答弁の中で市がやる時には県に行くんだというお答えだったんですけれども、この300万円が今後どこの県に義援金として送 る予定なのか、とりあえずはご提案という形での最初の答弁だったんですけども、そういうことも考えてのことなのかちょっとお伺いをいたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 大栗議員の御質問にお答えしますけども、市が3月時点で議決して送る先は、全国市長会を通じて実施すると、こういう形になろうかと思います。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
4番大栗民江君。
○4番(大栗民江君) そうすると確認ですけども東北の方の県に義援金が行くわけではないという形での今回の300万円という値段なのか。
例えば6県に割ったとしたら50万円ずつしか1県にいかないわけです。そういう分の中でもうちょっと詳しく教えていただけますでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) ただいま申し上げましたのは、全国市長会というのはいま808か809ぐらいございます。
その全国市長会が各市からそれぞれ議決されて、義援金あるいは見舞金と送ったものを総合的に全国市長会で御判断をされて、それぞれの県に配布される、このように理解をしているとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
その他質疑ございませんか。ございませんか。
8番岡本俊君。
○8 番(岡本俊君) 最初は日赤というお話もあったり、携帯でちょっと見るとですね、富良野市の義援金という形で富良野市を検索すると、日赤っていう形がポー ンと出て会長の能登芳昭という画面が出るわけなんですが、今回の先ほど私の記憶では、日赤という形は理解したんですが、全国市長会ということなのかという ことと、もう一つはですね、先ほど当初説明においてはですね、他の町村も含めて、調査をさしていただいたと、そのことについては内容は、これから議会で議 決されることで明らかになるだろうというお話であります。
市長の答弁ずっと聞いていくとですね、やはり、富良野の主体性って持ってるんだよというんであれば、そこに先ほど来お話があるように、富良野市としてのメッセージはどこに置くのかということだと僕は理解するんですよ。
そ ういうことになると、決してその調査段階で他の市町村との横並びというような基本的な考え方をなくしていいと思うんです先ほど来言ってるように、富良野市 の持つ特徴だとか、富良野市の持つなり合いの形だとかいうことを考えると、やはり、横並びでないんであれば、富良野市独自として第1回目の義援金として は、私はもっとふやすべきでないかというふうに考えているわけなんですが、また同じ話をぐるぐる回ってしまって大変申しわけないんですが、私はそういうふ うに思っておりますので、基本的にはこのお金はですね、全国市長会など、当初日赤という話もちょっと記憶にあるんですがその辺はいかがなもんでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 岡本議員の御質問にお答えをさしていただきます。
日本赤十字社富良野地区につきましては、集めたものについては、市民の善意として集めたものは、富良野市を通して日赤の方にお渡しをする。
日赤の方から、それぞれの関係を含めて被災者の方に配布されると、このようになっております。
市 の関係については全国市長会の方からそういう通達が入りまして、行政としてそういう形を全国の市長会と協働をしながら、足並みを揃えてその支援に御同意を しながらやっていくと、これは市長会の対策本部を設置した中から、そういう御要請があったいうことでございますので、いま岡本議員の御質問でございますけ ども、市といたしまして、それから富良野市の日赤の地区支部としての役割というのをそれぞれ分担をしてやるという形でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
8番岡本俊君。
○8番(岡本俊君) そういう形でいくということは理解しました。
300万というお金に対する根拠とはそもそもないんですよね。他の市町村の横並びも市長答弁でいくということはないんだよというお話をされました。
基本的には300万というお金はですね、根拠もない。
根拠もないという言い方はちょっと失礼かもしれませんけども、差異たる根拠がない、横並びではない、富良野市独自の判断ですよっていうことでよろしいんですよね。
逆に言えば。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長古東英彦君。
○総務部長(古東英彦君) 岡本議員の質問に答弁をさしていただきます。
根 拠という話でございますけども、義援金というものに対しての基準というものは、御理解いただけると思いますけれどもそういうものは、存在しないというの は、議員各位も御承知かと思いますけれども、今回の義援金の支出につきましては、先ほども御答弁さしていただきましたけれども、情報収集として、全道の公 表されている市以外の部分につきましてですね、聞き取り等で情報の収集をさせていただきました。
先ほど御答弁申し上げましたようにこれらに関する 予算におきましては、議会の提案がまだと、議会の議決という部分の手続を経ていないという自治体もございますので、先ほどのお話では、議場での答弁という ことではですね、御理解をいただいたところでございますけれども、他市町村におきましては、この情報収集の中ではですね、おおむね過去にですね、それぞれ の自治体が支出しているこういった金額と同程度ですね、今回の被災におきましてもですね、支出をしているというお話をいただいている状況でございます。
また義援金のみにかかわらずですね、市の方としてこの大きな地震の被災に対します行政の取り組みといたしましては、人的な支援につきましては、先ほど市長からも御答弁があったと思いますが、関係する自治体の消防職員の派遣を行っています。
そ れから復興に関して専門的な知識を持つ人間の対応が可能でないかという調査、それから、物資支援に関するものにつきましては、自治体が緊急時ということで 備えております毛布類それから 給水関係にかかわる資材、こういったものが、道の機関を通じましてそれぞれの自治体に対し対応可能なものを回答してくれということで、現在のところ一部送 付、また送付準備に入っているものもございます。
また、被災者の受け入れに関わりますところの公営住宅の空き住宅の提供状況、それから少し将来に なるかもしれませんけれども、仮設住宅建設可能の市有地の調査、こういったものも現在のところ、道庁を通じて私ども市民もですね、この辺の内容も、調査そ れから支援可能なものの回答というものも行っております。
非常に大きな災害でございますので、先ほど市長も答弁をさしていただきましたけれども、復旧支援につきましては、長丁場になるというものがどこの自治体もを想定しているとこではなかろうかというように思います。
い まお話を申し上げましたこれら被災に係る多くの支援というものも今後、支援金のみならず、住宅・敷地提供を含めたですね、これから全国的なこれら被災者の 受け入れも含めた対応対策が、今後大きな現実問題なってくるというように現在とらえておりますので、こういったことにつきましても可能な限り私どもといた しましては万全を期していきたいというように考えてますので、御理解を賜りたいと思います。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
8番岡本俊君。
○8 番(岡本俊君) 支援の方法は色々あるというお話でありますが、1階の大会議室の前にストーブが2個あります。お話を聞いたら災害地にというお話しであり ます。そういう物資を含めてあるというのは十分わかってますが、本当にいま必要なのはそうい物資もありますけど、これからその落ち着いた後、お金というこ とがずっとついてまわるわけであります。
そういうことを考えるとですね、先ほど来お話があるように、富良野市の持つ異議というのは大きいというふ うに思いますし、いままで富良野市が全国に貢献してたということも考えてみるならばですね、私は、もう一度金額に関しては考えるべきでないかというふうに 思っています。以上です。
○議長(北猛俊君) その他質疑ございませんか。
15番菊地敏紀君。
○15番(菊地敏紀君) 金額の増減は、それぞれの判断の中で考えることかなと思います。
ただ、これの根拠だとかは何だとかという話は全くこれはここで論じてもですね、この自然災害にあったものからいきますと、私は議論の外だと思います。
こ れは何かというと、まず第1は大事なことは、やはり人間として人道的な立場でどう判断するか、そしてやはり人と人のつながりってのは、道義を持って繋がっ てる、そういうものが前提として、それぞれの判断の中で、こういう支援金、義援金っていうものは、私は出すべきだという感じがしております。
先ほどからその根拠はいいですけども、ただ、話を聞いていますと過去の例はこうであったということもありますけども、しかしやはり基本になってるのは、市としてのきちっとした判断に基づいた義援金の出し方ということであるんでないかと私は思います。
どこの市町村に判断されたわけでなく、話の過程の中では、そういうものに一応参考にしたと言いながらですね、これはやはり行政として独自の判断できちっとやってるということは、第一前提にあるんでないかなという感じはしております。
それで市長は先ほどから、私も金額の云々は言いませんけども、まず支援の仕方はいろいろある。
そ れはそのとおりでございまして、これ1回でなく、2回、3回とそれぞれの支援をすると、これは私もそうあってもいいかなという感じがしておりまして、ただ 私もテレビを見させてもらって非常にこうショックを受けたのはですね、私も農業者ですから、名取川のハウスと農地が一瞬の間に使い物にならなくなるような 感じがするぐらいひどい災害を受けております。
建物だとかそういうものの復興は、1年でも早く、1カ月でも早く1日でも早くできることが望ましい と思いまして、そのようなことは国が非常に力を入れてやると思いますけども、私はいろんなこう災害を受けて、それぞれのものがあるわけでございますけど も、やはり先ほど岡本議員も申しましたように、お金を前提にするのはいかがなものかなという考えの方もいらっしゃるとおもいますけど、やはり私は、義援金 を少しでも多く地元に届けることや震災にあわれた方々に届けるのが大事かなという感じがします。
そして震災を受けた方々もその県または行政もです ね、その義援金を受けた中でそれぞれの予算組みもできるというかそういうものもございまして、やるなら2回、3回とやるお気持ちがあるならばやはり、少し でも1回にですね、お考えしているものがどのようなものかわかりませんけど、やはり一気にやってそして多くの義援金が集まって、そしてそのお金が配分され てという方が、また困ってるからここに行くんだここに行くんじゃなくて、そこら辺はお金の使い道ですけども、行政の予算組みも金なけりゃ予算組めないのと 同じで、災害復旧もお金がなければできないということでございますんで、本当に行政が判断されてやるんであればですね、私はやはり少しでも多くのお金を最 初に届けることが大事かなという感じがしております。
ご見解あればお伺いいたしたいと思いますけども。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 菊地議員の御質問にお答えをさしていただきたいと存じますけども、私はこの災害激甚指定を閣議決定したと、こういうことですから、基本的には、国が主体となってこの激甚災害の指定に伴った状況づくりを早急にしていただくというのが第1のやはり点。
それからそれぞれの県における実態把握がまだ全くされてないという状況でございますから、見舞い金なりあるいは義援金なりというのは、その市町村におけるその善意のやはり気持ちをあらわすという状況が前提であります。
このお金でですね、何か買ってもらうというような私は状況ではないんじゃないかという私は判断であります。
ですから、さっきから何回も御答弁さしていただきますけども、これからの状況によって御支援を2回なり、あるいは3回になるかもしれません。
そういう状況づくりをつくっていくことが、富良野市にとってもやはり、私はそういう方法の方がそれぞれ被災に遭われた方々に対しても、一つの大きな記憶に残っていくような状況づくりにもなるんでないかと、このように考えているとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
7番横山久仁雄君。
○7番(横山久仁雄君) いまるる市長も説明をされてましたけど、第2弾、第3弾って話になるわけなんですけども、まず1点目は、これ金額の問題で言えば、通常の予算とは違って、経費の積み上げだとかそういうものは全くない訳ですね。
ある意味では、どの程度重い意識を弔意として持っているか。あるいは市民の総意がどの程度、大きいものであるのかという物差ししかないわけですね。受け取る方もそういう物差しで受け取るということだというふうに私は思います。
それからもう一つは2弾、3弾の話ですけども、これは高熱の出てるときにあれだけのひどい災害があって、高熱の出てるときにまたまた明日も注射打つから今日はゆっくり少し熱を下げましょうということにはならないんですよ。
そうしたときに、本当にこれでいいのかと。これで富良野は物差しにはかられていいのかというそんな思いがします。
私もその一員として1人としてね、この程度の富良野市民の弔意ですかというふうに私は思うんです。
それから、もし2弾、3弾が必要になったとき困るからという話ですけども、もし必要にならなかったらこれはないということですよね。
ですから第1回目が大事なんだということなんですよ。
私は改めてですね、これ以上、いろいろ言っても仕方がないと思いますので、私は改めてですね、市長はこの額についての再考をする気はないのかどうかですね、そこのところを改めてお聞きしたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 横山議員の御質問にお答えをさしていただきます。
再考という形、提案を申し上げてる訳でございますからこれは議会の方でそれぞれ議員の立場で御判断をしていただければとこのように考えてるとこでございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。ございませんか。
なければ以上で本件の質疑を終わります。
ここで午後1時まで休憩いたします。
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 午前11時54分 休憩
 午後 1時17分 開議
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○議長(北猛俊君) 午前中に引き続き会議を開きます。
午前中の議事を続行いたします。
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 議案第22号平成22年度富良野市一般会計補正予算に対する修正の動議
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○議長(北猛俊君) 休憩中、東海林剛君ほか5名から、議案第22号、平成22年度富良野市一般会計補正予算に対する修正の動議が提出されました。
富良野市議会会議規則第16条の規定に基づく所定の発議者がありますので、動議は成立いたしました。
したがって、議案第22号平成22年度富良野市一般会計補正予算に対して、東海林剛君ほか5名から提出された修正案を直ちに議題といたします。
提案者の説明を求めます。
16番東海林剛君。
○16番(東海林剛君) -登壇-
それでは、補正予算修正についての提案の説明をさせていただきます。
東北地方太平洋沖地震に対する災害義援金につきましては、本会議に提案をされました300万円に対する妥当性について、多くの議員から増額するべきとの立場で意見があったところであります。
本市は農業と観光を基幹産業として、多くの観光客を迎えるなど、現在まで発展をしてまいりました。震災から一週間、今回の災害は東北6県をはじめとして、本日付けの新聞報道でも死亡、行方不明者1万5,000人。避難者38万人を数え、さらに拡大する様相であります。
その惨状については、連日メディアを通じて報道されております。
さらに、原子力発電所も被害を受け、その中でさらにその被害の拡散を防ぐために、いま、命がけの行動をされている方もたくさんいらっしゃるわけであります。
300 万円の提案理由について、道内の市町村の取り組み状況、過去の本市の対応などを参考に提案したとのことでありますが、過去の対応や観光をはじめとして全国 の皆さんに支えられて発展をしてまいりました本市にとって、これは参考となるものではなく、先ほど行われました代表者会議においても、本市としてのメッ セージとして増額するべきだとの意見が大勢を占めてわけであります。
代表者会議において、補正の内容につきましては、代表者会議において、600万に増額するべきとの方向で全会一致の結論を見た次第であります。
以上、補正予算修正についての提案の説明とさせていただきます。
○議長(北猛俊君) 本件について質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ、以上で質疑を終了いたします。
討論ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので討論を省略いたします。
本件修正案については起立採決をいたします。
お諮りをいたします。
議案第22号、平成22年度富良野市一般会計補正予算に対する修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(北猛俊君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって修正案は可決されました。
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 日程第6
  意見案第1号 平成23年度畜産物価格決定等に関する意見書
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○議長(北猛俊君) 日程第6、意見案第1号、平成23年度畜産物価格決定等に関する意見書を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
6番今利一君。
○6番(今利一君) -登壇-
意見案第1号、平成23年度畜産物価格決定等に関する意見書であります。
この意見書につきましては、富良野市会議規則第13条の規定により、宍戸義美議員外6名の賛同により提出するものであります。
北海道の酪農畜産は、厳しい気象条件、地理的条件のもとで、専業経営を主体に展開し、安全安心な牛乳・乳製品及び食肉の安定供給に加え、国土環境汚染など、多面的機能の発揮に重要な役割を果たしております。
しかしながら、経営環境は配合飼料価格など生産資材価格高騰と高止まりによる生産コスト上昇の影響も残る中、景気悪化による消費の減少や生産者手取り価格の低 迷などから、厳しい状況が続いております。
加えて、平成22年度は猛暑による生乳生産基盤のダメージ等によって、より厳しい局面を迎えております。
将来にわたる畜産物の安定供給体制が危惧されております。
また、例外なき関税撤廃を原則とするTPP交渉の参加問題や、日豪EPA交渉の加速など、我が国の酪農畜産の市場をめぐっての危機的な状況にさらされているわけであります。
その上で、所得保障と経営安定施策の確立、自給率生産の強化、家畜改良の推進による生産基盤の強化、海外悪性伝染病の発生に備えた広域体制を積極的に推進することが不可欠であります。
ついては、国民の基礎的食料の安定供給及び地域経済社会を支える酪農畜産の継続的な発展と担い手の所得控除及び経営安定に向けての総合的な酪農畜産政策を推進されるよう以下3点の記を意見書として提出するものであります。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出するものであります。
よろしく御賛同のほどをお願いいたします。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
直ちに関係機関に送付いたします。
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 日程第7
  決議案第1号 東北地方太平洋沖地震で被災された方々への支援を呼びかける決議
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○議長(北猛俊君) 日程第7、決議案第1号、東北地方太平洋沖地震で被災された方々への支援を呼びかける決議を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
15番菊地敏紀君。
○15番(菊地敏紀君) -登壇-
決議案第1号、東北地方太平洋沖地震で被災された方々への支援を呼びかける決議。
上記決議につきましては、富良野市議会会議規則第13条の規定により、今利一君外5名の賛同を得て提出するものでございます。
3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とする非常に強い地震が発生し、東北地方を中心として広い範囲で大きな被害が発生しています。
今回の災害により犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々には心から御見舞いを申し上げます。
また、現地で昼夜を問わず、救援活動に尽力されている方々に心から敬意を表します。
今回の想像を絶する地震、津波、その後の余震や火災に対し、緊急に求められていることは、原発災害や2次被害の危険除去や行方不明者の捜索、被災者の生活支援等であり、極めて迅速な対応が求められております。
そのためには、国を初めとして全国民レベルでの支援を行うことが必要と思います。
以 上のことから、富良野市議会は今回の地震、津波、原発災害で被害を受けた方々を救援するために災害地の方々の実態と要望にこたえる支援を全市民の理解と協 力を呼びかけるとともに、本市議会も被災者の苦難に思いをいたし、市民と協働して全力で支援を行うことを決議いたします。
以上提案いたします。
議員各位の賛同のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) なければ以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程を終わり、本定例会の案件はすべて終了いたしました。
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 市長あいさつ
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○議長(北猛俊君) この際市長よりごあいさつの申し出がありますので、これをお受けいたしたいと思います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) -登壇-
平成23年第1回定例会の閉会に当たりまして、議長よりお許しをいただき、ごあいさつを申し上げる機会をいただきましたことに対し厚くお礼申し上げますとともに、議員の皆さん方に一言御礼申し上げる次第でございます。
初めに、去る3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により、多くの方々が亡くなられましたことに対しまして、市民を代表いたしまして哀悼の意を表しますとともに、被災に遭われた皆様方に御見舞いを申し上げたいと、このように思うとこでございます。
さて、3月1日から開会いたしました平成23年第1回定例会におきまして、平成23年度の各会計予算を初め、すべての提出案件に対しまして、慎重な御審議をいただき議決並びに承認を賜りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。
さらに、平成22年度補正予算第22号における東北地方太平洋沖地震災害見舞い金につきまして、議員各位の多くの御意見をちょうだいしながら、その熱い思いをひしひしと肌に感じた思いでございまして、重ねて厚くお礼を申し上げたいと存じます。
また、市政の執行にかかわります代表質問、一般質問などを通じまして、貴重な御意見を賜りましたことに対しましても、重ねて厚くお礼申し上げたいと存じます。
本年は、本市におきましても多くの課題が山積する中で、将来を展望いたします新たな総合計画であります第5次富良野市総合計画の初年度として、健全な財政運営に配慮し、計画的な行政運営を基調に各種施策の展開を図ってまいる所存でございます。
ま た、議員の皆様方におかれましては、本年4月は改選期に当たるわけでございますが、この4年間の本市の発展と地方自治の振興に御尽力をいただき、市政に大 きな発展を見ることができましたことに対しまして、ひとえに議員皆様方の幅広い御提言のたまものと感謝を申し上げる次第でございます。
特に、今期限りで御勇退をされます議員の皆様方におかれましては、これまでの市政全般にわたりまして、適切な御指示・御協力をいただきましたことに対しましても、深く感謝を申し上げる次第でございます。
今後とも、市民の視点に立ち、これまでと変わらぬ御指導、御助言を承りますようお願い申し上げるものでございます。
また、4月の選挙に立期をされます議員の皆さん方には、これまで築き上げてこられました経験と実績等をもとに勝ち抜かれ御当選の栄誉に浴されますことを心から御祈念を申し上げる次第であります。
最後になりましたけれども、議員皆様方の御健勝での御発展と御活躍を御期待申し上げ、誠に措辞でございますが、御礼の言葉に代えさしていただきます。ありがとうございました。
─────────────────────────
 議長あいさつ
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) -登壇-
任期最終となります議会、平成23年第1回定例会の閉会に際しまして、私からも一言御礼のごあいさつをさしていただきます。
初めに、富良野市議会を代表し、東北関東大震災によって犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災地の方々に心からお見舞いを申し上げ、あわせて現地で救援活動に活躍されている方々に、深甚なる敬意を表する次第でございます。
巨大な地震、津波その後に続く余震や原発災害、そして2次災害の危険を除去するために、正確で迅速な対応が求められております。
また今回の震災は、不景気の中にあって、一層状況を厳しくしておりますが、日本の国民が力を結集して、必ずやこのつらい状況を克服できますことを心から信じ、一時も早い被災者の安全確保と被災地の早期復旧及び復興を心よりお祈り申し上げます。
さ て、3月1日開会されました第1回定例会の執行方針に対する代表質問を初め、一般質問や予算及び議案審議を通して、さまざまの課題が活発に議論されました ことに敬意を表しますとともに、議会運営委員会、議員各位、そして理事者、行政職、及び事務局には円滑な議事進行に終始御協力を賜りましたことに厚くお礼 を申し上げます。
新たな富良野市総合計画の初年度であり、行政執行に当たりましては、議会の意をたいしていただき、21世紀の新たな10年を慮り果たすべき責任に厳しく取り組まれることを御期待申し上げます。
さて改選期を迎え、今議会をもって勇退をされる方々、また、今期で退職をされます藤原局長におかれましては、御苦労の多かった分だけ考えも一塩かとあいさつを申し上げます。
立場は変わりますが、今後とも御健勝で富良野市の発展に思いを寄せていただきますようお願いを申し上げます。
一方、志も新たに再選を目指して、精力的に活動されている皆様には、選挙において、幅広い多くの主張が展開されますことと、市民の関心を喚起し、その理解と参加を得て、市民に信頼される議会が構成されることを願うところであります。
それぞれ進まれる道は異なりますが、ほかの人には歩めない、自分だけしか歩めないかけがえのない道であります。
心を定めまっすぐ進む歩みの中にこそ、新たな道が開け深い喜びも生まれてくるものと信じております。
安 全で安心して暮らせるまちがあることの重要性を改めて実感いたしておりますが、郷土に誇りと愛着を持ち、住みよさをさらに高めて、次の世代に引き継ぐた め、皆様の御健勝での御活躍を御祈念申し上げまして、簡単措辞ではありますが、4年間の御礼の御挨拶に代えさせていただきます。
─────────────────────────
 閉会宣告
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) これをもって平成23年第1回富良野市議会定例会を閉会いたします。

午後 1時38分 閉会


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

平成23年3月18日

 議長 北 猛俊
 署名議員 宮田 均
 署名議員 菊地 敏紀

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