予防接種のスケジュールについて
平成23年11月から、乳幼児の胃腸炎を予防するロタウイルスワクチンが日本でも使えるようになり、平成24年11月からは、百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオの4種混合ワクチンが導入されました。
そして、平成28年10月からはB型肝炎が定期接種に、さらに、令和2年10月からは、ロタウイルスワクチンが定期接種となり(令和2年8月以降に生まれたお子さんが対象です)、0歳の赤ちゃんが接種することができる予防接種は、四種混合・BCG・ヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルスの全部で6種類になりました。
また、平成26年10月から、水痘(水ぼうそう)ワクチンが定期接種となりました。
予防接種の種類が増えると、スケジュールを立てるのが大変です。
お子さんを、ワクチンで防げる病気から守るための予防接種スケジュールについてお知らせします。
- 生後2か月になったらすぐにヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルスワクチン1回目を受けましょう。
これらのワクチンは、小さな赤ちゃんが感染すると重症化して入院や命にかかわる細菌性髄膜炎や胃腸炎、肝炎などを予防します。
できるだけ早く接種していち早く免疫をつけることが重要です。
同時接種も可能です。
接種する場合は、事前に医療機関に予約が必要です。 - 生後2か月のワクチン接種の4週間後に、ヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルスワクチン2回目と四種混合ワクチン1回目を受けましょう。
- 生後3か月のワクチン接種の4週間後に、ヒブ・小児用肺炎球菌・ロタウイルスワクチン(ロタテックのみ)3回目と四種混合ワクチン2回目を受けましょう。
- 生後4か月のワクチン接種の3週間後に四種混合ワクチン3回目とBCGを受けましょう。BCGは、生後5か月から接種を受けられます。
- 生後7か月から8か月になったら、B型肝炎3回目を受けましょう。
- 満1歳になったら、麻しん風しん混合ワクチン・水痘ワクチン1回目・おたふくかぜワクチン(任意)とヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの追加接種を受けましょう。
- 四種混合ワクチン3回目の接種から1年を過ぎたら、追加接種を受けましょう。
- 水痘ワクチン1回目から6か月を過ぎたら、2回目を受けましょう。
下記の「0歳の予防接種スケジュール(PDFファイル)」もご参照ください。
※個別のスケジュール作成の相談やその他予防接種に関する相談は下記のお問い合わせまでご連絡ください。