トップ市議会の概要富良野市議会議員の定数を18人から2人減とし、16人としました。その経過について、お知らせします。

富良野市議会議員の定数を18人から2人減とし、16人としました。その経過について、お知らせします。

公開日:

令和5年4月には統一地方選挙が予定されており、富良野市議会も改選を迎えます。富良野市議会では、令和3年6月に議員定数について検討するため議会改革特別委員会を設置し、様々な観点から議論を進めてきました。
市民の皆様の議員定数に関する理解を深めていただくため、議論の経過を下記のとおりお知らせします。
 
1.前期(~令和3年6月)の議会改革特別委員会で整理された議員定数に関する6つの議論ポイントを改めて確認し、定数の議論を進めてきました。
(1) 産業構造
(2) 人口動態
(3) 地域の歴史性
(4) 議会機能の維持強化
(5) 議員のなり手不足へ対する環境整備
(6) これまでの議会改革取組実績の可視化
 
2.議員定数に関する意見聴取のため次の4点を行うこととしましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、(1)(3)(4)は断念することとしました。
(1) 市民とともに議員定数について学ぶ機会を設ける
(2) 有識者から意見聴取を行う
(3) 議会報告会で市民意見の聴取を行う
(4) 地域や年齢階層に偏りのない意見聴取を行う
 
この意見聴取をはじめとした取り組みは、議会改革特別委員会としても重要と考え、代替措置として次の(5)から(7)の取り組みを行いました。
 
(5) 議員定数について学ぶ機会(議員研修会)を議員のみを対象として開催、その研修会は動画配信(現在は終了しています)することにより、(1)の代替としました。
(6) (1)の研修会の講師に、大正大学 社会共生学部 公共政策学科教授の 江藤俊昭氏をお招きし、「地域経営を担う議会の定数を考える」から「住民自治の根幹」としての議会を作動させる条件~としてご講演をいただき、有識者から意見聴取を行いました。
(7) 上記(3)の代替手段として、個々の議員が市民へ直接アンケートへの回答を依頼することにより市民意見の聴取に努め、119人から意見を頂戴することができました。
(8) アンケート回答の内容を精査したところ、概ね(4)が達成されたことが確認されました。
 
3.市民アンケートの取りまとめ結果は次のとおりです
議員定数に関する市民意見集約 (PDF 58.3KB)
※議員が聴き取りの際に使用した集約表(参考資料)
 
4.これらの論点やアンケート結果など、議会改革特別委員会で議論を行い、定数を2人減の16人とする結論に至ったことから、令和4年第1回定例会(第6号・3月18日)で、次のとおり報告しました。
※第1回定例会会議録(第6号)へは、こちらから
※議会中継へは、こちらから
 
5.令和4年第1回定例会での報告を踏まえ、第2回定例会において、議会改革特別委員会委員長から「富良野市議会議員定数条例の一部を改正する条例」を提案し、全会一致で可決され、定数を16人にすることを決定しました。
なお、条例の適用は条例の公布後に選挙期日を告示される一般選挙からとなります。
 
6.これまでの議会改革について(1.(6)議会改革取組実績の可視化)
別紙の経過資料をご覧ください。

カテゴリー