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平成24年第3回富良野市議会定例会 第4号(平成24年9月14日)

公開日:

平成24年第3回定例会

富良野市議会会議録

平成24年9月14日(金曜日)午前9時59分開議
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◎議事日程(第4号)
 日程第 1 認定第 1号 平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正について
 日程第 2 議案第 1号 平成24年度富良野市一般会計補正予算(第4号)
 日程第 3 議案第 2号 平成24年度富良野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 日程第 4 議案第 5号 富良野市個人情報保護条例の一部改正について
 日程第 5 議案第 6号 富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正について
 日程第 6 議案第 7号 富良野市立学校設置条例の一部改正について
 日程第 7 議案第 8号 富良野市防災会議条例及び富良野市災害対策本部条例の一部改正について
 日程第 8 議案第11号 議員の派遣について
 日程第 9 議案第12号 平成24年度富良野市一般会計補正予算(第5号)
 日程第 10
  閉会中の所管事務調査について
  閉会中の都市事例調査について
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午前9時59分 開議
(出席議員数17名)
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 開議宣告
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○議長(北猛俊君) これより本日の会議を開きます。
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 会議録署名議員の指名
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○議長(北猛俊君) 本日の会議録署名議員には、
 大栗民江 君
 日里雅至 君
を御指名申し上げます。
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 諸般の報告
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○議長(北猛俊君) 事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
事務局長岩鼻勉君。
○事務局長(岩鼻勉君) -登壇-
議長の諸般の報告を朗読いたします。
今定例会の追加議案につきましては、市長より提出の事件、議案第12号につきましては、お手元に御配付のとおりでございます。
認定第1号、平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正請求書につきましても御配付のとおりでございます。
次に、議会側提出の事件、議案第11号、事務調査及び都市事例調査の申し出につきましては、本日御配付の議会側提出件名表ナンバー2に記載のとおりでございます。
以上でございます。
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 議会運営委員長報告
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○議長(北猛俊君) 本定例会の運営に関して議会運営委員会より報告を願います。
 議会運営委員長日里雅至君。
○議会運営委員会委員長(日里雅至君) -登壇-
議会運営委員会より、9月11日本会議終了後及び本日委員会を開催し、追加議案の取り扱いについて審議しましたので、その結果を報告いたします。
追加議案は、市長側提出案件が、一般会計補正予算1件でございます。
また、議会側提出案件は4件で、内訳は、議員の派遣1件及び閉会中の事務調査1件、並びに都市事例調査2件がございます。
そのほか、市長側より認定第1号、平成23年度富良野市一般会計歳入歳出の決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正請求がございます。
いずれも、本日の日程の中で審議を願うことにしております。
以上申し上げまして、議会運営委員会からの報告を終わります。
○議長(北猛俊君) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員会より報告のとおり、本定例会を運営いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よってただいまお諮りのとおり決しました。
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 日程第1
  認定第 1号 平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正について
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○議長(北猛俊君) 日程第1、認定第1号、平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正についてを議題といたします。
訂正理由の説明を求めます。
副市長石井隆君。
○副市長(石井隆君) -登壇-
おはようございます。認定第1号、平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)の訂正について御説明を申し上げます。
本件は、平成24年9月4日に提出いたしました、平成23年度富良野市一般会計歳入歳出決算の認定に係る決算及び決算説明書(一般会計)について、先に提出いたしました決算及び決算説明書の一部記載内容に誤りがあったため、訂正を行おうとするものでございます。
訂 正箇所につきましては、別紙訂正表に記載のとおりでございますが、平成23年度富良野市決算及び決算説明書、第1款の31ページ、一般会計歳入歳出決算事 項別明細書中、13款分担金及び負担金、1項負担金、2目民生費負担金、7節児童福祉費負担金、滞納繰越分の調定額3万6,250円を5万1,250円 に、収入未済額3万6,000円を5万1,000円に訂正するもので、これに伴い、13ページ、15ページ、29ページ及び77ページの関係する欄の金額 を訂正するものでございます。
以上、よろしく御審議の上御承認賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件について承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は承認されました。
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 日程第2
  議案第 1号 平成24年度富良野市一般会計補正予算(第4号)
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○議長(北猛俊君) 日程第2、議案第1号、平成24年度富良野市一般会計補正予算を議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑は、予算第1条の歳出より行います。
事項別明細書18ページ、19ページをお開きください。
1款議会費、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、5款労働費まで。
18ページより23ページまでを行います。
質疑ございませんか。
7番今利一君。
○7番(今利一君) ページ数で言いますと23ページになりますけども、3款民生費、へき地保育所の100番のへき地保育所運営費の植栽委託料ですね、そのことについてお伺いいたします。
お聞きしますと、あおぞら保育所の木の植え替えというふうなことになっているんですけども、状況としてどんな状況であったのか、そのところをまず最初にお伺いしたいというふうに思います。
そ れともう1点、その状況によっては、木を植え替えしてもですね、同じ状況になるのであれば、いま、こういうふうなことが本当に必要なのかどうなのかという ふうな部分の思いがあるんですけども、その辺まず最初に木の植え替えになるに至った経緯について、御説明をお願いしたいというふうに思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) 今議員の御質問にお答えいたします。
23 ページ、3款2項5目の100番、へき地保育所運営費の樹木植栽委託料についてでございますけれども、どういう状況であったかということが1点でございま すけれども、状況につきましては、剪定をする予定でおりましたけれども、現場を見ていただいたときに、枝がですね、3メートルから5メートルほど横に飛び 出していたということが実態でございます。
したがって、葉っぱにおきましては、本当に端の方にですね、少ししかついていなかったということが現状 であり、これにつきましては、地域の業者、それと振興会の方とも調整しながら、いわゆる樹木としての体を相していないということで、植え替える必要がある のではないかということになったところでございます。
植え替えるに当たりましては、ここ過ぎたところがなんて言いますか、少し段差がありまして、 昔ですね、相当昔になると思いますけれども、私もちょっと聞いた話でございますけれど、なぜ、ここに植えられたかという経過でございますけれども、保育所 のある子供さんがですね、その畑の方に落ちていったということで聞いておりまして、それを防御するのと、隣りが玉葱畑になっているということで、防除が始 まるときに、それを少しでもカットすると、そういう意味から植えられてきたという経過があるようでございます。
したがって、今後もそういう必要があるということで植栽は必要だと、このように判断しているところでございます。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
7番今利一君。
○7番(今利一君) まず、1点目は、いわゆる剪定というか、そういうことを誰がしなければならなかったのか。
剪定する予定だったけども、駄目だったということであるのであれば、こういうふうな植え替えをしてもですね、いずれはまた、そういうふうなことになってしまう可能性があるというふうな思いがあるんですね。
木っ て成長するもんですから、そういった意味ではいまここで50万円かけたとしても、また、切り倒してまたというふうな可能性もなきにしもあらずだというふう なことで、要は誰が剪定し、今後どういうふうな手入れをしていくかということがきちっとしていかないと、これはどうしようもない気がするんですけども、そ の点についてはいかがでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) 今議員の再質問にお答えいたします。
今 後の考え方ということだと思いますけれども、当然ひばは、私も樹木のことは詳しくないんでございますけれども、ひばについては、手入れが必要だということ で聞いておりますことからですね、今後におきまして植栽後は毎年ですね、木を整備していくということで、いわゆる環境整備の委託というのはですね、してい かなければいけないというふうには思います。
これは、市の方ではなくて専門的なやはり業者を立ててですね、お願いしていくことになろうかなというふうに、いま現在は判断しているところでございます。
追加答弁させていただきます。
管 理の主体ということでございますけれども、管理自体やはり基本的には市で植えまして、市の土地でございますので、へき地保育所が管理するという形になりま すけれども、皆さん、非常にこの保育の関係ですね、地域、それから父兄とも連携をとりながら、いまいろんな形の環境整備を進めておりますので、そういった 部分も視野に入れながら、検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(北猛俊君) 7番今利一君。
○7番(今利一君) あくまでも、木を植える部分というのはいいんですけども、後の管理に関しては、市が主体となってやるということでよろしいですか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) そのとおりでございます。
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
5番広瀬寛人君。
○5番(広瀬寛人君) 22ページ23ページ、4款までは入ってよろしいんですか。
4 款の130番、各種予防接種経費についてでございますが、この内容については、不活性ポリオのワクチンということで伺っておりまして、その部分については 問題ないんですが、要は各自治体でこちらの方に移行するのに、母親にこの情報がですね、細かく行き渡らない中で困惑をして、その情報が正しく伝わらない中 でどう対処していいか。
いわゆる、生ポリオの接種のときから回数だとか、おのおの変わっている中で、そのあたりの情報をどのように現場の方に伝えていくかの、その取り組みについての考え方についてお伺いをいたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) 広瀬議員の御質問にお答えいたします。
23 ページ、4款1項2目の130番、各種予防接種の経費でございますけれども、9月からすべて、不活のポリオに変更になりました。既にこの部分については、 生の部分で受けている子供もおりますし、新たに始まる分、生は2回でございますので、今後継続される分については、うちの方でですね既にその幼児について は、つかまえている現状がありますので、そういった部分ではダイレクトで本人の方にですね、お知らせをしていくという形にしていこうというような中身に なっております。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので次に移ります。
6款農林業費、7款商工費、8款土木費、9款教育費まで。22ページより29ページまでを行います。
質疑ございませんか。
10番萩原弘之君。
○10 番(萩原弘之君) 6款、2項林業費に関わる160番、有害鳥獣駆除対策経費について御質問させていただきます。この768万5,000円に対する補助の あり方についての質問でございますが、先日、部局の方から説明をいただきました内容に基づいて、何点か質問をさせていただきます。
まず1点、約千数十頭の年間シカの駆除という形にかかわる、捕獲数が現状あるわけですけども、聞きますと、その中の300頭内外という形の中の処理施設という形の中での今回の計上というふうに伺っております。
こ の部分について、まず、本来この駆除という部分のですね基本的なかかわりの中に、通年でもっておられる駆除対策費、その対策費にかかわりがあるところのシ カも含めて、この300頭ということが存在するのかなと思いますので、これから以降、この駆除対策費に対してどういう考えを持っておられるのかということ がまず1点。
それから、近隣の町村とこの鳥獣害の死体処理に関して、富良野市は条例を持っている経緯があるかと思います。この条例に対してです ね、当然、今まではその有害駆除を含めて対策を踏んで近隣との条例を交わしていた訳ですけれども、この条例に対して、どのような形での対応を図るのか。
それから次にですね、現在、この説明の内容を見ますと、約1,058万3,000円、この金額は国費として補助されるというような経緯になっているかと思います。
ただ、今回の補正額の中には国費の補助金額というのは提案提示されておりません。この部分について、どのような形での見解があるのかお話をいただきたい。以上3点です。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
副市長石井隆君。
○ 副市長(石井隆君) 萩原議員の御質問にお答えいたします。現在、平成22年度の駆除頭数でございますが、1,089頭を駆除しているところでございま す。このうち、この施設については300頭について、企業としてですね、採算ベースにあう形の300頭というのを予定しているところでございまして、この 300頭に対するその施設建設に対して、補助しようとするものでございます。
国費の関係でございますが、これは直接、この施設を経営しようとしている団体に対して、先ほどおっしゃいました1,058万3,000円、これ道費という形で出ていってございますが、1,058万3,000円が出て行っております。
総事業費としては2,595万4,000円でございまして、その残り、1,531万円1,000円のうちの50%を富良野市の補助要綱等に照らし合わせてですね、50%以内を限度として、補助をしようとするものでございます。
も う1点、条例との対応の関係でございますが、基本的にはいま処理している地先にですね、埋設をしているということにつきましては、これについては基本的に 問題のないものというふうに理解をしてございますが、この中で、少しでもですね、この有害鳥獣としているシカを利活用できないかというのが基本にございま して、その対応を今回しようという施設に対する補助でございます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
10番萩原弘之君。
○10番(萩原弘之君) まず、その駆除対策費についてでございますが、前段の説明があった折にですね、この駆除対策費については、減額する方向性も何もないというようなお話を伺いました。
私自身考えるに、駆除対策費というのは、処理料、駆除料、この両方持って駆除対策費という考え方を持つべきものが本来であろうかなというふうに考えております。
先 ほど副市長の御答弁の中で、地先に埋設をするというお話がありましたけれども、地先で埋設をするということは、地先の方の御協力もいただくという考え方を 持ってしかるべきかなと。だとすれば、この駆除対策費の支出のあり方に、やはりもう一度検討し直すことが必要なのかなというふうに考えます。
というのは、今回この埋設をするという部分が、仮に300頭をそういう形で有効利用していくとすれば、700頭は何らかの形で埋設をするか、ほかの手段をとるかということなるわけですね。ということは、やはりその共同作業というものが当然必要になってきます。
そ れと合わせて、近年、熊の発生が異常に多くなってきている現況の要因として、シカの肉の食害が多数出ている現況にもあります。でき得れば、この部分の残さ れた700頭の処理についてもですね、これから先御検討いただくような形での考え方を持っていくべきというふうに考えますけども、その辺のところについて の御見解をまず1点お話をいただきたい。
それからもう一つ、先ほどの死体処理にかかわる部分ですが、この辺の近隣の町村との打合せはもうなされているというふうに解釈してよろしいかどうか。その辺のところも質問したいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
副市長石井隆君。
○ 副市長(石井隆君) 再質問に御答弁させていただきます。いま、1,000頭として、300頭を除いた700頭の処理ということでの御質問かなというふう に思いますけれども、この700頭については、基本的に、いま、この施設ができたとしても、その処理能力がないということをお聞きしているところでござい まして、この700頭については、今までどおり埋設をしながら、地先の方に協力をいただいて、処理をしてまいりたいというふうに考えているところでござい ます。
もう1点、1万円の駆除費用をこちらから出させていただいていますけれども、あくまでも、駆除は駆除という形を考えてございます。本来であ ると、この1,000頭全てそういう形で今まで処理してた。そういう形がまた今後ともこの施設ができなければ、していかなければならないということと思い ますけれども、そのうち、この300頭でもですね、そういう形で処理できれば、いま議員がおっしゃいましたようにクマの被害等、少しでも減らせることがで きるのかなというふうに考えてございますので、そういうことで、この施設がどんどんと規模が増えていけば、残る700頭についても処理が可能になっていく のかなというふうに思っているところでございます。それについては期待をしているところでございます。
また、近隣との関係でございますけれども、 いま、占冠と南富良野でそれぞれ、南富良野が250頭ぐらいですか、年間処理できる量。それから、占冠については、月50頭ぐらいというふうにお聞きして いますから、600頭前後がですね、そこで処理できるのかなというふうに考えてございますけれども、これらとの関係でいきますと  南富良野町について は、250頭を現在処理していますけれども、その処理した製品をですね、その流通経路にのせていますけれども、なお足りないというお話をお聞きしておりま す。
そういうところからいきますと、占冠からですね、一部その捕獲したものを譲ってもらいながら対応しなきゃならないというお話もお聞きしてございます。
そういうことからいってですね、この施設ができることによって、周りの方たちに影響はとりあえずいまの段階ではないというふうに考えているところでございます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
10番萩原弘之君。
○10番(萩原弘之君) 駆除対策費の部分についてと、先ほどその死体処理の部分については理解をするところでございます。
た だ、一つですね、先ほどその700頭のうちの300頭という関わりの中で考えるべきところはやっぱり理想的ないわゆる極論であるかというふうに考えます が、行く末ですね、平均値の1,000数頭の部分が、富良野市においての駆除の大体のアベレージであるとしたときに、できればこの100%に近い形での施 設の設営というのが望ましいというふうに私は考えます。
そういう部分の中において、これから市含めて支援をしていくお気持ちがですね、あるのかどうか、その辺のところをお聞かせいただければと思うんですけども。
将来的にこの施設自体が市にとってやはり、1番今回のいわゆる、廃棄せざるを得ないものを、有効活用するという理由づけがあるわけですから、これから先の中で、どういう形の中で協力をしていけるかということに、ちょっとお話しいただければというふうに思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
副市長石井隆君。
○副市長(石井隆君) 再々質問に御答弁をさせていただきたいというふうに思います。いま議員がおっしゃいましたように、本来でありますと全部駆除した個体をですね、処理できる、そういう体制が望ましいと、いうふうに思ってございます。
北 海道においても、先ほど1,058万3,000円ですか。これを補助しているその目的もですね、そういうところにあるというふうにお聞きをしているところ でございますので、市としても、この衛生処理するためには、1番そういう形が望ましいというふうに考えているとこでございます。
この施設、本当に採算性ができるのかなというのは、ちょっと心配をしてございました。いま、その個体を解体処理をして、食肉として出した場合、大体50頭ぐらい、1年間生産できれば、大体採算ベースに上るだろうというふうにいま見てございます。
こ れを、食肉として出さない場合につきましても、この残りについて、管理費用を賄うためには、その利用料だけをいただいてやった場合、100頭が処理できれ ば大体いまの段階ではですね、運営できるのかなというふうに、この施設が少しでも有効活用されて、また施設が増えていく。そういうことを期待をしていると ころでございます。
また、先程の1万円の話ですが、市からは1万円ではなく農協と合わせて1万円ということをつけ加えさせていただきたいと存じます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
11番石上孝雄君。
○11番(石上孝雄君) 関連なんですけれども、この間の説明では、300頭を大体6万円で売る予定があると。
い まの説明だと、50頭が年間の採算でぺいするだろうという話なんですけれども、この間は1頭3万円ほどの処理料がかかる。プラス、売っていくために6万円 の食肉加工はできるだろうと。そうしていくと、50頭を幾らの計算ぐらいでぺいできるような格好になっていくんですか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
副市長石井隆君。
○副市長(石井隆君) 石上議員の御質問にお答えいたします。その6万円というのは、ちょっと私承知をしておりませんので、いま、どういう状況で販路にのせようかということを考えている、その最低ラインということでですね、もも肉については、1キロ2,000円程度。
シカの個体から出るのが、15キログラムぐらい出るだろうというふうに想定をされているところでございます。
ま た、ロースについては、1キロ4,000円。ということで、これは2キロ程度出るだろうと。その他の部位については、3キロ程度これは1,000円程度に なろうかということで、個体50キロを想定して、その残り20キロぐらいいま説明させていただいた数量の合計をしますと、20キロぐらいになります。
その合計が大体4万1,000円ぐらいになってきまして、大体50戸を処理させていただきますと、205万円ぐらいになろうかというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
7番今利一君。
○7 番(今利一君) 29ページでございますけども、教育費、230番の麓郷のラングラウフ補助金の40万円の減額でありますけれども、2、3日前の新聞にで すね、実行委員長として苦渋の決断をしたというふうなお話は、新聞紙上にも載ってやむなしという部分というのはあるんでしょうけれども、私が懸念してる部 分というのは、ある意味ではこういう地域の行事が、人口が少なくなる。
あるいは、高齢化によって無くなっていく部分に関して、やっぱり一定のところは市の方として、少し援助しながらその地域の行事を盛り立てるような、そういう手法はないのかというふうな考えがあれば、お聞かせ願いたいなという思いを持っていますけれども、いかがでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
教育部長遠藤和章君。
○ 教育委員会教育部長(遠藤和章君) 今議員の御質問にお答えいたします。28、29ページの9款6項1目の230番の麓郷ラングラウフ補助金の関係でござ いますけれども、いま、市として、今後ほかの援助をしながら、地域の活性化に向けてというお話かと思いますけれども、議員も御存じのとおりですね、この大 会につきましては29回ということで、私どもも当初は30回は行うというふうことはお聞きしておりました。
ですけども、新聞等にも載ってございましたように、いま議員が御質問されましたようにですね、諸般の事情から、地域での運営がやむなくできないという苦渋の選択をされたというふうに聞いてございます。
市がいろんな援助ということでございますけども、今までも補助金という形で、毎年40万ですね、お金という形で補助させていただいておりまして、マンパワーにつきましてはですね、地域の方々のボランティア、これを中心に行ってきているわけでございます。
ほ かの大会等もですね、いろんな行事、大会はございますけれども、それにつきましても市としては、市が直接運営をするということではなくてですね、幾らかの 補助等を出しながら、団体あるいは地域が主体となって行うということによって、その地域がより発展をするというなことで進めてきてございます。
麓郷地区につきましても、麓郷スポーツクラブが市内で始めて設立されてございますので、その中で今後ともですね、これに代わる行事も含めて、行っていただけるような形での支援等はさせていただきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
7番今利一君。
○7番(今利一君) おっしゃる中身についてはよくわかるんでありますけれども、その麓郷スポーツクラブのですね、同じ地域の人たちが運営しているというふうな部分からすれば、それも高齢化の一途をたどっているというふうな傾向なわけですよね。
そ ういった意味では、私は、あるところまではこれは限界があるというふうに思うんですけども、補助金だけではなくてですね、人の力も貸していただけるよう な、そういうシステムづくりをきちっとしていかなければ、ある意味では地域がどんどんどんどん寂れていってしまうことになる可能性が、私自身はあるんでは ないのかなというふうなことからすれば、この部分に関してはいたし方ないという部分もありますけども、ただ、市としては今後やっぱりそういった整理をして いかなければ、だめな時期に来てるんではないのか、というふうな考えをしていますけれどもいかがでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
教育委員会教育長宇佐見正光君。
○ 教育委員会教育長(宇佐見正光君) 今議員の再質問にお答えをさせていただきますけれども、先程も部長からるる御説明をさせていただきました。この麓郷の ラングラウフの関係について、今議員も御承知のように、約30年前に地域の皆さんたちが、知恵を出して、そして自分たちの地域の魅力を発信しよう。
そしてどう活性化に結びつけていくかということで、皆さんたちがいろんな知恵を絞って、この事業というのは取り組んできたという経過があると思うんです。
その中に、そのいろんな思いが積み重なってきて、この29回まで、大変ユニークな大会で全道内外から本当に多くの愛好者の方々がお越しになっている。この歴史と伝統あるラングラウフであります。
そ こに今度、行政側がですね、今度支援をして、仮にこれを継続したとするならばですね、そこには、地域の思いとか、地域の魂とか、しっかり入っていくのかど うかなとこんなふうに思います。そこで今回、実行委員長の杉本さんの方から、しっかりとこういうことで幕を閉じたいんだというお話がありました。
私はそれを聞いてですね、そういう判断をされたということと合わせてですね、今議員さんも御承知のように、第40回の麓郷の子供たちのクロスカントリースキー大会というのが、2月に開催をされております。今年で40回になりました。
こ れも、道内からかなりの子どもたちが参加をされて、大変歴史があります。ここには私どもも、当然支援をして、いろんな時に対応させていただいていますの で、これをですねまた地域の中で、未来の子供たちを育てていくということも一つの原点にしながら、取り組んでいくというのも重要かなとこんなふうに思って いますので、一つ、実行委員長さんの判断を私たちもしっかり受けとめて、今後も、子供たちのために進めていきたいとこんなふうに思ってますので、一つ御理 解のほどお願いしたいと思います。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
16番菊地敏紀君。
○16 番(菊地敏紀君) 24ページ、7款商工費、1目の商工業振興費の中の156番、地域振興消費拡大推進事業の補助金1,000万ついております。私の考え が間違っているのかどうか、この件については恐らく今年で4年目だと思います。中身の精査は、23年度の決算審査特別委員会がございます。そこでやればい いと思います。
ただ、こうして補正で付けるということは、それぞれの理由があって、補正をつけると思います。それで説明の中では、今年はどういう環境にあるからこれをつけるんだという、中身の説明がなかったというお話でございまして、その点について、お伺いをしたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
商工観光室長山内孝夫君。
○商工観光室長(山内孝夫君) 7款1項1目の156番、地域振興消費拡大推進事業という内容の提案理由について、それと経緯について、菊地議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
本件につきましては、本年の7月6日に富良野商工会議所及び山部商工会より緊急特別要望として、東日本大震災の影響から消費が低迷しており、節約志向も強まり、幅広い業種への余波が続いている状況にあります。
このような状況の中で、年末においてプレミアム付ふらの市内共通商品券の取り組みを行い、地域経済の振興活性化を図りたく、実施に向けた行政の支援の要請がございました。
この内容を踏まえまして、行政内部で検討を行いまして、総合的に判断して、市内の経済活性化に寄与するものということで、本議会の方で提案をさせていただきました、という理由でございます。以上です。
○議長(北猛俊君) 16番菊地敏紀君。
○16 番(菊地敏紀君) いま、震災の影響で経済が低迷してるという話でございますけれども、しかしですね、新聞報道によりますと富良野は、震災から見てもです ね、去年から見ても、観光客の入り込みもあり、経済的にも去年からぐっと上がっているという話もあって、使い分けという言い方は悪いですけれども、こうい うふうに言うんですけれども、でも、観光という基幹産業を見ると、去年よりすごく上がっているとかと言って、経済全体を考えたときにはどうかなという判断 をですね、市民にはちょっと伝わらないような感じ。
一部では、経済が低迷していると言いながら、片方では震災の影響も薄れているというお話も出ているんですけれども、そこら辺をどうやって捉えているのか。
そしてまた、それぞれの理由があって付けているのはわかるんですけれども、4年間続けて同じものでやっているんですね。理由付けはあれだけども、経済の低迷だ、低迷だということで4年間続けている。
それであればですね、最初から、本当に経済を振興するのであれば、年末ばかりでなくて、なぜ当初予算で、補助金を1千万円も出す補助金を当初予算で組めないのかなということがですね、ずっと続いている。
こ れが突発に出たのならいいんですけれども、同じ項目で4年続くっていうことは、もうこれは、固定化してしまって、どこからか要望が来たらやらなきゃならん というようなスタイルになるんじゃなくて、やはり行政として経済が低迷してるんだと言うんだったら、当初予算できちんとやることが望ましいのではないかな と思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
商工観光室長山内孝夫君。
○商工観光室 長(山内孝夫君) 菊地議員の再質問にお答えしたいと思います。始めに経済状況の判断、それから動向、これらについては1点目がどのような状況になってい るのか、そして2点目については、過去4年間連続してきておりますので、当初という考え方も持ってないのだろうかというような趣旨かと思います。
そこで1点目なんですが、景気の動向について、分析した内容をお話します。
一 つに、政府、これ内閣府なんですが、毎月、月例経済報告というのをやってございます。それで、本日、国の方で出す予定のようにお聞きしておりますが、9月 の報告では、経済動向としては、回復の動きに足踏みが見られる。というようなことで、2カ月連続して8月、9月ですね、2カ月連続してマイナス傾向という ような報告になる予定と伺っております。2カ月連続と申しますのは、実は2008年のリーマンショック以来でございまして、この背景には、現在のヨーロッ パの財政危機、それから、アジア等の中国等の経済の減速など、総合的に判断して、まず政府の方は、そのような報告を行っていくというような情報になってご ざいます。
二つ目、日銀旭川事務所で道北の金融経済概況を9月12日に出してございます。道北全体を見ますと、全体感といたしましては、道北地域の景気は厳しい状況にある。
というような報告になっています。
具 体的にはですね、個人消費、これはいわゆる百貨店とかスーパー等の売上高なんですが、前年に対して、4月〜6月の売り上げがマイナス0.2%。公共投資に つきましては、昨年に比して1月から7月でマイナス6.7%、設備投資につきましては下げ止まっていると。住宅投資については、4月〜6月は前年比マイナ ス6.7%。雇用につきましては向上しておりまして、4月〜6月は13.7%の増と。金融全体としては、預金は前年を上回っているけども、貸し出しは下 回ったというような状況でございます。
三つ目、市内の経済動向のお話もございましたので、それに若干触れたいと思います。市内の経済動向なんです が、主たる目安として、観光の宿泊延べ数というのが現在私どもの中でつかみやすい数字になってございます。その調査で申しますと、本年の4月から7月の宿 泊延べ数なんですが、前年と比してマイナスの0.3%いうことで、若干なんですが下がっているというような状況もございます。これらの状況を踏まえまし て、今回、経済動向を踏まえて、補正で上げさせていただいたということでございます。
2点目の御質問の、当初での計上はという御質問でございます が、このプレミアム付商品券の本来の目的、プレミアムがない場合は、商工会議所で取り組みを図っているわけなんですが、目的として、地元消費の促進、それ から地域内経済の活性化いうことを目的に行っております。これとあわせましてプレミアム、これは議員からお話ございましたように、平成21年度より行って ございます。
そして、プレミアムにつきましては、景気低迷の対策それから雇用の確保それから歳末商戦の拡大などを目的にですね、商工会議所、商工会からの、そのような厳しい状況の支援要請に対して、総合的に判断して行政の方で実施をしてきたという経緯がございます。
ということでございまして、行政の支援というのは、継続的な支援の性質のものではないと捉えております。
そのときの状態、状態に対して、一時的な経済活性化に寄与できるものの状況があればというような、その状況で判断をいたしてございますので、当初予算にはなじまないものということで、今回補正予算で提案させていただいています。以上です。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
16番菊地敏紀君。
○16 番(菊地敏紀君) 当初予算ではなじまないということで、4年間それぞれに9月に補正を組んでやってるということで、なじまないと言えばなじまないのかも しれませんが、見るからにですね固定化されたようなものに見えて、やはりこれは、ちょっと、いかがなものかなという感じがいたします。
それともう 一つ、これは地域振興ということで、市内の商店の方々、山部も含めて、商店の方々のところの経済力を高めるためにやるという、一つの目的がありますけれど も、聞くところによりますと、自分で調べたわけではございませんから、うわさで聞いて申しわけないんですけれども、この商品券の使い方がですね、集まると ころが大幅に、2箇所に制約されていると。この2箇所に制約されているということは、これが本当に地元のものであればいいんですけれども、地元には貢献し ているかもしれませんけれども地元じゃない。
ということもございまして、そこら辺を考えてみますとですね、本当にこれが有効に、地域の経済の活性化に本当にこう結びついているのかな、ということに対しても考えるとこがあるんではないかな、という感じがするわけですけれども、いかがでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
商工観光室長山内孝夫君。
○商工観光室長(山内孝夫君) 菊地議員の再質問にお答えしたいと思います。使用箇所が、ある程度特定されているんではないか、というような趣旨での御質問かと思います。このプレミアムつき商品券の効果についてお話を申し上げます。
従 前なかなか測定がございませんでしたので、本年ですね、この効果がどうなのかということで、アンケートを行ってございます。それによりますと、消費者、こ れは購入された方に対するアンケートなんですが、購入先を市外から市内に変更しましたという方が47%、それから、事業所の方では約25%の方が売り上げ の増加につながったということで、効果としては、あるというふうにとらまえております。
そこで、いわゆる使用箇所の特定化ということなんですが、それについては、それぞれ市民の皆様がお買い求めるところ、例えば食料品もございましょうし、生活用品もございましょうし、医療品もさまざまな品物があるかと思います。
その中で市民の方々が利用されるのは、こちらの方でどこで買ってくださいという形でご指定できませんので、あくまでも取扱店の方でこれを活用されて、経済の活性化の方に寄与願いたいというようなのが現状でございます。以上です。
○議長(北猛俊君) 補足答弁願います。
副市長石井隆君。
○ 副市長(石井隆君) 補足をさせていただきたいと存じます。いまのお話でですね、1カ所特定のところに集まっているということでございますけれども、それ で、特定のところというお話でございますけれども、この商品券につきましては、例えば商店のところで使われた。それをまた他で使うということで、最終的に ですね集まっているところなのかなというふうに思ってございますので、これらの商品券がその都度個店を回ることによって、経済が活性していくというふうに 理解をしてございますので、そういう点で御理解を賜りたいというふうに思います。以上でございます。
○議長(北猛俊君) その他質疑ございませんか。
6番横山久仁雄君。
○6番(横山久仁雄君) いまの関連していいですか。
関連でしたいと思います。これ、以前にも私がプレミアム券の問題についてお聞きをしたんですが、先程の話では、これで4年目ということですね。
こ のプレミアム券というのは、非常に心配しなければいけないのは、拡大再生産につながるのかどうかということですよね。経済の活性化というのは、拡大再生産 につながらなければ、ただお金を特定の地域で、ぐるぐる回しているだけでは、活性化にはつながっていかない。そこの中でも限りなく縮小してしまうという ね、そういう側面を持っていると思うんです。
そういう意味ではですね、経済圏がどう広がっていくのかというのがないと、ただ、消費活動がこの圏内だけでというふうになっていくと、例えば、日本の国の中だけでも経済だけども、それで問題が解決するのかというと、そうはいかないだろうと。
そうすると、国内の生産というのは、その範囲の中でしか行われなくなってしまうわけですから、拡大再生産っていうことを考えなければいけないんじゃないんだろうかなというふうに思うんです。
そのときに、ただ消費活動を刺激するというだけではなくて、一方でその刺激する方法としてはですね、それがきちんと投資に結びついていくということがなければ、拡大をしていかないんではないのかなっていうふうに思うんですね。
ですから、その経済のいまの活動がどう投資に結びついていくのかという説明がないと、ただ、物を安く売ったというだけの話になってしまうんではないのかなという懸念を覚えるんですが、その辺についてはどのように考えておられるのか、お聞きをしておきたいと思います。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○ 市長(能登芳昭君) 横山議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。富良野圏のそれぞれ、生産含めて、あるいは消費含めてですね、2年前に商圏 商業調査、それから、消費の動向調査をさせていただきました。その状況を見ますとですね、50%以上が消費のものについて、富良野以外で求めているという 実態が出てきてるわけです。
そうすると、行政も含めてですね、これを防がなければ、いま、再生産のお話しをしていますけども、それも同じことなんです。実際。
で すから、私どもといたしましては、私の選挙公約にありますけども、市内における循環型経済をどうやって発展進めていくかということは、一つの機軸になっ て、いま、商工観光室なり、副市長から答弁さしていただきましたけども、この富良野市内でどうやって活性化を図っていくかということが、機軸にならなけれ ばならないというふうに私は考えております。
そして、最終的な行き先の問題、いろいろお話ありました。個々の店でそれぞれ移る時に、使う人が自分 の目的をために使って、次から次へと行くことが、それに付加価値が高まるんですよ。1軒でひとつ買うものが二つ買う場合だって出てくるでしょう。その商店 の中身によっては。それが経済活性化の一つの大きな土台になるというふうに私は考えております。
ですから、私の公約の中にも、循環型経済活性化を進めるということで、公約にもうたわせていただいております。進め方としては、ただいま横山議員のお話ありましたとおり、再生産を求めるというのは、一つの企業がなければそういう状況は起きないわけです。
富良野については、消費を目的とした商店が多いわけですから、これらの対応としては、一つの手段として、そういう経済の循環を進めるということが、富良野においては、一番適したやり方であると。
また一方、この再生産あるいは企業誘致についても何らかのやはり方法をしながら、次のステップに当たるような雇用確保を含めた中でのですね、そういう企業誘致も早急にやはり考えていく必要があるとこのように考えております。
そういう状況の中で、菊地議員も再三議員として御質問を受けたわけでありますけども、実際に私は、恒常的に決めてしまう当初予算というのは、これは好ましい状態ではない。やはり、自主的な要望がないのに市が予算を付けているという状況ではございません。
相当、それぞれ要望出てきたときにですね、かなり論議をして、やってるのが事実であります。ですから、行政というのは、平等をある程度原則にしてやらなければなりません。
予 算の配分も偏った配分では、あってはならないというのが私の考え方でございますけれども、やはり、観光と農業という大きな機軸の上に、富良野市の活性化が 図られている。それによって生活をしている方が、たくさんいらっしゃるということも事実でございますから、これらについては、今日を機会にですね、十分改 めて御論議をいただければ幸いです。このように思うところであります。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
6番横山久仁雄君。
○6番(横山久仁雄君) 私が心配するのは、結局プレミアム券によって、消費者の囲い込みになってしまう。そのことがずっと続いていくということが、いかがなものかということなんですね。
市長が言われるように、循環型社会を作っていこう。経済の循環型社会を作っていこうというのは、それはそれで一方では理解しますけども、全てがそんなふうになってしまったときに、これで拡大していくのかと。
で すから、僕はこれは必要最小限にとどめるべきではないのかなというふうに思うんです。そして、外側から呼び込んでくるような、そういう経済を作っていかな いと、決して強い経済はできないんではないんだろうかというふうに思うんです。ですからそれを、短期間で必要最小限のところでやっていくことによって、そ れらを外側からの入り込みができるというのが実現できると思うんですが、そのことがいつまで続くのかと、4年も5年もなってきたときに、消費経済が富良野 のこの圏域、富良野の市内だけの循環型でいいのかと。
地産地消運動ならば、それはそれで結構でしょうけども、そうではないわけですから、経済全体 で言ったときに、本当にそれでいいんだろうかっていうふうに思うんですね。むしろ僕はそれよりも、個店が努力をしていくための投資ということを考えていっ た方が、むしろ富良野市内の経済が発展していく要素としていきていくのではないのかなっていうふうに思うんです。
消費経済のただ囲い込みだけであれば、その中だけで終わってしまうということを考えたときに、もう少し経済の、富良野経済を強くするための方策というのを、もう少し深く考えてみる必要があるんでないのかなというふうに思いますがいかがですか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
市長能登芳昭君。
○市長(能登芳昭君) 横山議員の再質問にお答えさしていただきますけども、富良野に御承知のとおり企業がないわけですね。いま、横山議員の御質問を聞いていると、企業を富良野市内に持ってくる。それが活性化、もちろんであります。しかし、現実的にはできないわけですね。
ど この市町村においてもいま、環境の問題で太陽光だとかいろいろそういう状況が生まれてきましたけども、現時点の生産性を高める企業については、例えば自動 車産業にしても、それぞれ地域にあった状況ですから、内陸の富良野においては、そういう企業的なものは残念ながら難しいという状況にいまあるわけです。 我々としても黙って指をくわえているわけではないです。一生懸命、日々企業の誘致については考えているわけであります。
しかし、いまこの問題につ いてですね、この、市内の循環型の経済の中でですね、小さな個店の状況づくりをすると。あるいはいま、横山議員のお話から言うと、企業が投資できるような 状態にするということは、なかなか難しいんであります。富良野市だけでやるということは難しい。ですから、そういう包括的なものでやれるような状況の中 で、一つでも前進できる経済の活性化というのは、商工会議所及び商工会から出てくるその要望にこたえてやるということも、行政でそれらの方々に応える。
もう一つは、消費者に対してもその循環型経済に御協力していただいて、富良野からの資金の流出を防ぐということも大きな役割を果たしているという、こういうこともございますから、私は現在では、これは必要な条件にあるというふうに考えております。
今日、随分議論をした中でですね、それぞれの多少立場でも考える面もございますし、議員さん皆さん方もやはり、考えてですね、知恵を出し合いながら、一つこの問題については、関わっていく必要があるのではないのかと。そんな感じを強くいたしてるところであります。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
その他質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で歳出を終わります。
次に、歳入及び第2条地方債の補正を行います。
6ページ、7ページ及び12ページから17ページまでを行います。
質疑ございませんか。ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
ここで、11時10分まで休憩いたします。
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 午前11時02分 休憩
 午前11時11分 開議
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○議長(北猛俊君)休憩前に引き続き会議を開きます。
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 日程第3
  議案第 2号 平成24年度富良野市介護保険特別会計補正予算(第1号)
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○議長(北猛俊君) 日程第3、議案第2号、平成24年度富良野市介護保険特別会計補正予算を議題といたします。
これより本件の質疑を行います。質疑は本件全体について行います。質疑ございませんか。
13番天日公子君。
○13 番(天日公子君) 内容じゃないんですが、繰越金についてお伺いいたします。23年度の歳入歳出差し引き額が、2,265万5,000円になっております が、ここのところで入っている繰越金につきましては、2,265万7,000円になっておりますので、これ相違の内訳について御説明をお願いいたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) 天日議員の御質問にお答えいたします。2,265万5,000円の差額2,000円の部分でございますけれども、これにつきましては今回、償還金並びに還付金の中で、国庫負担金の精算返還金が460万1,000円。
そ して、総体的に繰出金ということで、770万8,000円で調整させていただきましたが、支出に当たっては、いわゆる千円単位で予算を組むもんですから、 1,000円のアップにどうしても端数整理をしますので、プラスになってまいります。歳入の方で繰越金が2,265万7,000円。これも繰り越しの段階 では端数がついてございます。
最終的に歳出の端数と整理をしますと、最終的に繰越金の2,265万5,000円何がしの範囲には収まる形には整理のついているところでございますので、予算を組む段階の整理ということで御理解をいただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
暫時休憩いたします。
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 午前11時14分 休憩
 午前11時15分 開議
───────────────
○議長(北猛俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
13番天日公子君。
○13番(天日公子君) 端数の整理はわかるんですが、千円位の増減ならなんとなく理解できるんですが、この2千円というのはどういうふうなことになるのか理解できなかったものですから。再度、質問させていただきます。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
保健福祉部長中田芳治君。
○保健福祉部長(中田芳治君) 再質問にお答えいたします。歳出の段階で、細かく例えば言いますと、一円の歳出が出ても1,000円のいわゆる予算を措置しなければいけません。
し たがって、繰越金については、いわゆる、その1,000円以下の端数がついてございますので、それを一つずつ歳出では1円上がっても、2円上がっても 1,000円予算を組まざるを得ない状況になりますので、そういった部分では2,000円上がったということですけれども、繰り越し金自体については、最 終的に整理をしますと、当初出ているその端数含めて、その範囲内に収まっているということで、御理解をいただきたいなというふうに思います。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
13番天日公子君。
○13番(天日公子君) そうしますと、23年度の決算は、2,265万5,000円でよくて、そして、今回のこの歳入に入るときは、いま説明あった、諸々のことがあったので2,000円上がった金額で出すということになったっということですよね。
○議長(北猛俊君) 暫時休憩いたします。
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 午前11時17分 休憩
 午前11時17分 開議
───────────────
○議長(北猛俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の天日公子君の質問に御答弁願います。
財政課長清水康博君。
○財政課長(清水康博君)
天日議員の御質問にお答えいたします。いまの関係でありますけれども、今回繰越金、23年度から24年度の繰越金は円単位で言いますと、2,265万5,294円というふうになっております。
24 年度の今回の補正の中で、歳出の科目が4款基金積立金。諸支出金の1項、2項ということで三つの部分が上がっております。繰越金を充当するような性質の歳 出ということで、準備基金積立金、これがちょっと内数になりますけれども、1,034万7,155円ということで千円単位にいたしますと、1,034万 8,000円というふうに千円切り上がります。
それから、その続き、諸支出金の償還金還付加算金、これは国及び道等に還付する、去年昨年いただい た補償金の精算の部分でありますけれども、これが、460万飛んで720円ということで、これも千円単位に端数処理いたしますと、460万1,000円。 ここでも1,000円が上がります。
それからもう一つ、諸支出金の繰出金の部分でありますけども、これは23年度に一般会計から、市の持ち分とい うことで、介護事業の中に、定率分12.5%の分を繰り出した分でありますけれども、これが23年度に支出したものを一般会計に戻してくるという部分でご ざいます。これが770万7,419円ということで、これも、千円単位にいたしますと予算の中で、770万8,000円ということで、1,000円上がり ます。
こういう部分がありますので、支出するためにはそれ以上の予算が、千円単位になりますけれども必要ということで、千円ずつ繰り上がるような状況が生まれてまいります。そういう中で今回は、3,000円の差異があったということになっております。
この差異につきましては、極力少なくするように努力はしておりますけれども、場合によっては、こういうような状況が生まれてくるということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は、原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
 日程第4
  議案第 5号 富良野市個人情報保護条例の一部改正について
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) 日程第4、議案第5号、富良野市個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
 日程第5
  議案第 6号 富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正について
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) 日程第5、議案第6号、富良野市長及び副市長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
 日程第6
  議案第 7号 富良野市立学校設置条例の一部改正について
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) 日程第6、議案第7号、富良野市立学校設置条例の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
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 日程第7
  議案第 8号 富良野市防災会議条例及び富良野市災害対策本部条例の一部改正について
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) 日程第7、議案第8号、富良野市防災会議条例及び富良野市災害対策本部条例の一部改正についてを議題といたします。
これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
1番渋谷正文君。
○1番(渋谷正文君) この一部改正についてでございますけれども、防災関係機関の連絡調整からですね、地域の防災に資する委員を今回加えることによってですね、多様な主体の参画による、地域防災力の向上を図るということでの改正というふうに私理解しております。
この中で、防災会議におきましては、現在、委員の定数は40人以内ということになっております。しかしながら、現在市長以下30人の委員というふうになっております。
ここにですね、自主防災組織を構成するもの、学識経験のあるものというふうに今回文言が加わっております。
こ こにはですね、女性や、高齢者、障がい者の視点を踏まえたですね、今後、委員の構成、任命を検討しているのかどうかということを確認したいのが1点と、も う1点はですね、防災会議委員の任期がですね、25年5月末までというふうになっております。まだ若干期間が残っておりますけれども、議決を経た後にです ね早急に委員を任命する考えがあるのか、この2点をお伺いします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
総務部長近内栄一君。
○ 総務部長(近内栄一君) 渋谷議員の御質問にお答えいたします。まずは1点目の防災会議の構成員として、委員として、女性それから高齢者、そして、障がい 者などを加える。そういった考えはないのかというふうなことでございますが、現在ですね、女性に関しましては、男女共同参画推進計画、これは市で平成21 年度から30年度までの計画期間で作ってございます。
その中で、基本目標として、審議会など委員への女性登用目標についてということで、目標を現 状の16.3%から20%へ上げるという、これは努力目標でございますが、そういうふうになってございます。そういった観点から言いましてですね、こう いったことも十分考慮しながら考えていきたいと思います。
もう1点ですね、高齢者あるいは障がい者ですが、地域防災計画の中では、特に家庭内にお ける防災意識の向上、それから地域、町内会等を含めたですね、地域における共助としてのですね、防災意識向上。それから、自主防災組織を構成する。そう いった流れになっております。当然そういった中ではですね、十分に考慮しながら進めていきたいと考えております。
2点目のですね、来年5月31日 までが任期というふうな中で、残された8カ月間の中に、早急に委員として加えるような、そういった考えはないのかということでございますが、現在、地域防 災計画の来年以降に向けた見直し作業の中で、枠組みをしっかり決めながら、そういった中で家庭内における防災意識向上、或いは地域自主防災組織などを含め た枠組みについて検討しながら、公募等も含めて考えていく予定でございますので、現在のところは、この8カ月間の中で新たに加えるというふうな考えはござ いません。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
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 日程第8
  議案第 11号 議員の派遣について
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○議長(北猛俊君) 日程第8、議案第11号、議員の派遣についてを議題といたします。
提案者の説明を求めます。
8番岡本俊君。
○8番(岡本俊君) -登壇-
議案第11号の議員の派遣について、提案理由を申し上げます。
本件は、横山久仁雄議員ほか2名の賛同をいただき提出するものであります。
議員による、申し出による都市事例調査を実施し、今後の市政推進に資するため、議員の派遣をしようとするものであります。
派遣の目的、期間、調査件名、派遣先及び費用については記載のとおりでございます。
なお、派遣する議員の氏名は、横山久仁雄君、今利一君、大栗民江君、岡本俊以上の4名でございます。
以上、議員各位の賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
 日程第9
  議案第12号 平成24年度富良野市一般会計補正予算(第5号)
─────────────────────────
○議長(北猛俊君) 日程第9、議案第12号、平成24年度富良野市一般会計補正予算を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
副市長石井隆君。
○副市長(石井隆君) -登壇-
議 案第12号、平成24年度富良野市一般会計補正予算について御説明を申し上げます。このたび提案いたしました、富良野市一般会計補正予算第5号は、去る9 月11日午後からの降水により、被害を受けた道路施設の災害復旧に係るもので、歳入歳出それぞれ700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を116億 7,633万5,000円にしようとするものでございます。
以下、その概要について歳出から御説明を申し上げます。
6、7ページ下段でございます。
10款災害復旧費は、1項公共土木施設災害復旧費で、被害を受けた市道布礼別1号線等の道路維持補修委託料で、700万円の追加でございます。
次に、歳入について御説明を申し上げます。
同じく、6、7ページ上段でございます。
11款地方交付税は特別交付税で、700万円の追加でございます。
以上、平成24年度富良野市一般会計補正予算について御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(北猛俊君) これより本件の質疑を行います。
質疑は本件全体について行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
失礼しました。
11番石上孝雄君。
○11番(石上孝雄君)これ、700万円は1箇所だけなんでしょうか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
建設水道部長外崎番三君。
○建設水道部長(外崎番三君) 石上議員の御質問にお答えいたします。主に、その前に全体を申し上げます。
 今回の集中豪雨は、地区に短時間に集中した豪雨ということでございまして、東山、西達布、麓郷地区、これにつきまして、集中的に短時間に降った豪雨ということでございまして、いま、代表として布礼別1号線等と申し上げて説明させていただきました。
具体的な被災箇所につきましては、主な路線として、麓郷下の沢線、麓郷上の沢線、布礼別1号線、たちばな西線、あやめ1線、老節布南4号線、熊の沢老節布線、老節布3線が主な9路線ということでございます。
そのほかに、横断管の埋設だとか、道路の洗掘等々が、東山、麓郷地区にございまして、これを復旧するものでございます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
10番萩原弘之君。
○10番(萩原弘之君) いま、お話をいただいた箇所でですね、昨年の災害と重複する箇所はございますか。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
答弁調整のため、暫時休憩いたします。
○議長(北猛俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の萩原弘之君の質問に御答弁願います。
建設水道部長外崎番三君。
○ 建設水道部長(外崎番三君) 萩原議員の御質問にお答えいたします。ただいま申し上げました主な9路線につきましては、昨年の箇所と重複するところはござ いませんが、道路の不陸いわゆる道路の水が走ってですね、洗掘されるとか、横断管の埋塞、埋まって詰まってしまうような状況の箇所のところには重複箇所が ございます。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
10番萩原弘之君。
○10番(萩原弘之君) 小さな部分の 中でのいわゆる箇所かというふうに理解をしますけども、近年に至ってですね、これだけ気象を含めてですね、災害が本当にスポット的に起きる状況を考えます と、今回、この災害復旧費という形の中でですね、継続して出てくる箇所についてはですね、やはり検討を重ねて、その上に立って改修をしていただくのが本来 の筋かというふうに私は思います。
現状、今回ある災害地とまた過去にあった部分の被害地をですね、再度検証していただいて、やれる部分の箇所については、早急に対策を踏んでいただくというふうな考えがあるのかどうか、質問いたします。
○議長(北猛俊君) 御答弁願います。
建設水道部長外崎番三君。
○建設水道部長(外崎番三君) 萩原議員の再々質問にお答えいたします。
昨年の台風の災害、それから最近起きている、短期集中型の集中豪雨等ですね、全市的に災害等が起きているという状況を踏まえております。
ま たは、同じ箇所というんですか、起き易い箇所、例えば流末がなかなか地権者との関係で整備ができないというようなことの地区の課題としてございまして、地 区の要望とその災害が起きる状況を勘案してですね、計画的に今後とも整備をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(北猛俊君) よろしいですか。
(「了解」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) そのほか質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) ないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
討論を省略いたします。
お諮りいたします。
本件に御異議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決されました。
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 日程第10
  閉会中の所管事務調査について
  閉会中の都市事例調査について
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○議長(北猛俊君) 日程第10、閉会中の所管事務調査及び都市事例調査についてを一括議題といたします。
本件について、各委員長よりの申し出を職員に朗読いたさせます。
庶務課長日向稔君。
○庶務課長(日向稔君) -登壇-
初めに、経済建設委員会委員長からの所管事務調査の申し出を朗読いたします。
事務調査申出書。
本委員会は閉会中、下記の件について継続調査を要するものと決定したので申し出ます。
経済建設委員会、調査番号、調査第5号、調査件名、中心市街地の活性化について。
次に、総務文教委員会、保健福祉委員会、各委員長からの都市事例調査の申し出を朗読いたします。
都市事例調査申出書。
本委員会は閉会中下記により、都市事例調査を要するものと決定したので申し出ます。
総務文教委員会、調査件名、地域新エネルギーについて。調査地、兵庫県豊岡市、京都府南丹市、和歌山県新宮市、予定月日、10月下旬。
保健福祉委員会、調査件名、子育て支援について。調査地、富山県射水市、東京都多摩市、千葉県野田市、予定月日、10月中旬。以上です。
○議長(北猛俊君) お諮りいたします。
ただいま朗読報告のとおり、閉会中の所管事務調査及び都市事例調査について決定いたしたいと存じます。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北猛俊君) 御異議なしと認めます。
よって、それぞれ申し出のとおり閉会中の所管事務調査及び都市事例調査を許可することに決しました。
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 閉会宣告
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○議長(北猛俊君) 以上で本日の日程は終わり、本定例会の案件はすべて終了いたしました。
これをもって、平成24年第3回富良野市議会定例会を閉会いたします。

午前11時39分 閉会


上記会議の記録に相違ないことを証するため、ここに署名する。

平成24年9月14日

議長 北 猛俊
署名議員 大栗民江
署名議員 日里雅至

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