市役所庁舎建設基本構想を策定しました
新庁舎建設に向けた検討が本格的にスタートします
現在の庁舎は、昭和44年に建設され48年が経過し、老朽化により耐震性が不足するとともに、狭隘化により市民が利用する窓口が保健センターや図書館等に分散し、さらに、エレベーターもないなど市民の利便性に多くの課題を抱えています。
このため、市では平成24年度から庁舎建替えの準備を進め、経済性の観点から同じく老朽化や耐震性が不足する文化会館との複合化を含め検討し、このほど新庁舎建設の基本方針や求められる機能等をまとめた「富良野市庁舎建設基本構想」を策定しました。
今後は、この基本構想を基本的な指針として、より具体的な検討を行い、基本計画を策定し、基本設計及び実施設計、建設工事と進め、平成34年度新庁舎完成を目指します。
基本構想の概要
現庁舎の概要
建設年度 | 昭和44年 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造(RC造) |
面積 | 敷地 12,564平米 |
建物規模 | 地上3階、地下1階、塔屋4階 |
現庁舎の現状と課題
- 施設・設備の老朽化
- 耐震性の不足
- 省エネ・バリアフリー等への対応
- 行政事務スペースの狭隘化
- 市民の利便性と市民活動支援
基本方針
- 防災拠点機能を発揮できる災害に強い庁舎
- 防災・災害対応の拠点として、免震及び耐震性能を確保した安心安全な災害に強い庁舎
- 市民が利用しやすい庁舎
- 行政サービス提供の拠点として、分散化している行政機能を集約し、市民の利便性に優れ、わかりやすい開かれた庁舎
- 人や環境にやさしい庁舎
- バリアフリーやユニバーサルデザインの観点を取り入れ、全ての人が利用しやすい庁舎とするとともに、省エネ・省資源を取り入れた環境負荷の少ない庁舎
- 機能性・効率性・経済性を重視した庁舎
- 多様化する行政需要に対応し、将来の変化に柔軟に対応できる機能性と、維持補修や設備更新などがしやすい管理運営上の効率性や、ランニングコストを抑えた経済性を重視したシンプルでスマートな庁舎
- 市民が気軽に訪れて親しみやすい庁舎
- 文化会館と複合化することにより、市民が気軽に訪れて集える場として、市民の活動を支援し、交流や憩い、まちづくりを考える協働の場として、行政情報や市民活動の情報を積極的に発信する庁舎
新庁舎の概要(想定)
※庁舎と文化会館の複合施設
- 規模:8,200平米 から 9,800平米
- 位置:現在の庁舎位置
- 事業費:おおよそ58億円
事業スケジュール
※新庁舎は平成34年度供用開始を目指します。
※新庁舎の規模や事業費等は、基本計画及び基本設計の段階で最終的に決定します。
これまでの背景と検討経過
年度 | 背景と検討経過 |
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平成23年度 |
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平成24年度 |
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平成25年度 |
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平成27年度 |
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平成28年度 |
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平成29年度 |
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平成30年度 |
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