子宮頸がん予防ワクチン接種のお知らせ
子宮頸がん予防ワクチン接種のお知らせ
※国の通知により、現在、子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません。接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。
子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ(リーフレット)(1MB)
子宮頸がんは、女性特有のがんで、日本では年間約8,500人が発症し、その発症は20から30代で急増しています。
ほとんどの子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、がんの発症予防には子宮頸がん検診の定期的な受診に加えて、子宮頸がん予防ワクチンの接種を行うことが効果的です。
子宮頸がん予防ワクチンは、平成24年度までは任意の予防接種でしたが、平成25年度からは法律に基づいて実施する定期の予防接種になりました。
<接種対象者>
接種日当日に富良野市に住民登録のある中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子
※国がすすめる望ましい接種時期は中学1年生の時期となっています。
<接種費用>
無料(※対象期間を過ぎた場合は全額自己負担となります。)
<実施医療機関>
下記の医療機関で接種してください。
医療機関名 | 電話番号 | 実施日時(参考) |
富良野協会病院 | 23-2181 | 毎週木曜日 午後1時30分から3時 (予約は月曜から金曜の午後2時から4時) |
ふらの西病院 | 23-6600 | 毎週金曜日 午後2時30分から午後4時 (2日前までに予約してください) |
いんやく小児科クリニック | 39-1177 | 事前に予約が必要です。 実施日時については予約時に確認してください。 |
渡部医院 | 22-2025 | |
かとう整形外科クリニック | 22-3795 |
※接種スケジュールなどの詳細については、医療機関とご相談ください。
※接種日の希望がある場合は早めに予約をしてください。
<接種時の持ち物>
母子手帳・予診票
<その他>
接種の際、保護者が同伴できない場合は、保護者の同意書が必要です。
同意書は、保健センターでお渡しします。郵送を希望される場合はご連絡ください。
★助成対象となる子宮頸がん予防ワクチンには「サーバリックス」とガーダシル」の2種類があります。どちらかを選んで接種してください。
商品名 | サーバリックス | ガーダシル |
HPVに関する感染予防効果 | HPV16型・18型 | HPV16型・18型 HPV6型・11型 ※HPV6型・11型は尖圭コンジローマ1)の発症原因とされています。 |
接種回数 | 3回 | 3回 |
接種間隔 |
☆標準的な接種間隔 ※接種間隔の変更が必要な場合 |
☆標準的な接種間隔 ※接種間隔の変更が必要な場合 |
用法・用量 | 1回に0.5mlを筋肉内注射 | 1回に0.5mlを筋肉内注射 |
1)尖圭コンジローマ:
直径1から3ミリ前後の良性のイボが性器や肛門のまわりにできる病気です。痛みやかゆみがほとんどなく、さまざまな形状のイボができます。
妊娠している女性が尖圭コンジローマを発症していると、出産する時に産道で赤ちゃんにHPVが感染してしまう可能性があります。膣内にコンジローマが多発している場合や非常に大きなコンジローマでは帝王切開が必要になることがあります。
※医療機関によっては、一方のワクチンしか取り扱っていない場合があります。
※必ず、初回に接種した種類のワクチンを3回続けて接種してください。途中でワクチンの種類を変えることはできません。