第4回市民研究会会議結果

2005年11月7日

第4回まちづくり条例市民研究会会議結果について

日 時:平成15年9月18日(木)18:30~
場 所:富良野市生涯学習センター会議室
欠席者:なし

第4回会議では、生涯学習施設の建設において、理想とすべき市民の係わり(姿)がどうあるべきだったのかを話し合いました。
■生涯学習施設建設の概略
農業高校の閉校後(平成13年4月)、道立農業大学校の誘致を目指していたが、誘致が駄目となり農業高校の跡地利用が課題となった。跡地利用が教育関連施設でなければ文部省の補助金2臆円を返還しなければいけないという状況もあり、生涯学習施設の建設となった(平成13年7月建設の方針決定)。
生涯学習施設の建設に係る補助金を受けるために、10月には事業計画を北海道に提出(次年度の補助金要望は10月頃から開始されるため、短期間に、効率よく事務を進めなければいけなかったという事情も市役所にはあった)。
■委員の主な意見
委員 農業高校の跡地利用が課題となった時点で、市民に公表して、市民と一緒に考えるべきだったと思う。また、市民が考えられるよう判断材料(情報)を提供するのは、市役所の仕事だと思う。
委員 総合計画は市民が係わって、議会でも認められたものである。生涯学習施設の整備はその総合計画に載っている事項なので、市役所が整備するかどうかを市民に聞くのは変だと思う。また、選挙で選ばれた市長や市議会議員の判断がおかしいので、その判断を市民にやらせて欲しいというのもおかしいと思う。市民に広く意見を聞くことは必要であるが、どこまでそれができるのか。総合計画を作った時と財政状況など市の置かれている状況が大きく変わったという時には、見直しをかける先の事業については市民の意見を聞くと言うことは必要だと思うが、当時の状況で市民に意見を聞くことはどうかと思う。
座長 細かいところまで市民に意見を聞くということでは行政が止まるよということも考えられるが、どの時点で聞けば良いのか。
委員 この点は「まちづくり条例」で市民参加のルールをどのようにつくるかという課題でもあるが、生涯学習施設の建設は市長の判断の範ちゅうであると思う。
委員 現在、市の財政状況が厳しい悪いという話があるからみなさん反応するのだと思うが、どこの時点で、どの位の情報を出せばよいのかを素朴な疑問として感じる。市の審議会とかに参加する人は市民参加に対して意識の高い人であると思うが、ただ単に事業費や利害関係だけで意見を言う人もいる。この両者の意識の差は大きいと思う。市長も市議会議員も意識のある人で、市民から選ばれた人で、市の仕事もある程度任されて、執行している人である。全て最初から教えてもらわないと駄目だよということになると基本的な自治の制度から変わらないといけないと思う。
委員 この問題は農業高校跡地利用の将来性を市として示していなかったことにあると思う。
委員 農業大学校の誘致が駄目になるということを考えて、代替え案を考える余地はなかったのかと前回の会議で言いましたが、資料の通りだとすると、農業大学校でしかなかったのかと思う。
委員 市役所では、補助金2億円を返すのがいたましいということが先にたったのかと思う。民間であれば2億円返しても、跡地が有効に活用される方法があればと考える。生涯学習施設は補助金返還のことが先に立って拙速に物事が決まっていったのだと思う。市の長期展望のあり方と市民との係わりというのが、これから作るまちづくり条例の中に活かされてくれば良いと思う。
委員 立派な施設を造れば、維持費がかかる。その費用をどうするのかなど十分な説明が市からなかったと思う。
委員 土地利用計画上やスポーツ振興計画上、富良野市は野球場を農業高校跡地に建設し、スポーツを振興する地域としたのか市民には分からない。
委員 私たちは市民が安心して一生暮らせるよう地域にある問題、課題をジャンル分けし、どのように解決していくのかということを考えなければ行けない。その時に、富良野市の財政はどのような状態で、今後どうなるのかが分かると良い。
委員 市民が要望ばかりというのは良くない。
委員 市民と行政の議論だけではなく、市民同士の議論がないといけないと思う。そういった場を市役所がつくる必要があると思う。野球場を6億円で造るという問題提起を市役所がした時に、賛成だという市民と反対だという市民との議論を必要だったと思う。それが本当の意味での市民参加であり、過去の市民参加は市民と行政との議論だけで終わっていたように思う。
委員 行政関係なしに、同じ人間として同じ議論のテーブルに乗ってくれない人もいる。価値観の違う人がいる場合にはどうすればよいのかという課題もある。
委員 市民全員が参加する必要があるのか。
委員 参加したいと思うのであれば、小学生でも、保育園児でも聞くべきであると思う。そういう仕組みをつくるのが、この市民研究会のコンセプトであると思う。
委員 言える場所さえ、つくればそこにこない人の意見は聞かなくても良いのではないか。意見を言う以上はある程度ルールに則って、意見を言った人に意見に対して責任を持っていただく必要がある。
委員 責任を持って言った人には責任を持って対応しますよという方式が確立すれば市民からの意見も多く出てくると思う。
委員 今後、この研究会での議論している時のように市民が意見を述べられる場を作るべきである。
委員 市民議論の場に市役所は情報提供し、市民同士が議論できる場を作るべきである。
委員 市民との協働などの仕組みを研究会で提言できればと思う。
委員 僕が市長だったら、まちづくりの基本となる「まちづくり憲法」をつくる。富良野のまちの方向性が明確に、具体的に分かるような憲法をつくる。
委員 行政は計画を作り、それを実行するまでは頑張るが、その後の検証は下手である。そういう意味では市民が検証できる機関が必要だと思う。検証の結果、まずければごめんなさいと言って、改善のために市民の提案をもらうなど改善を図ることが必要だと思う。
座長 まちづくりのルールとして、富良野市民としての自覚、それから誇りを促すための約束事が必要だと思う。
委員 富良野市のまちづくりでは、他市町村との比較だけではなく、富良野らしい個性を出したまちづくりをするべきである。

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